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課題解決Pシーズン3 参加者紹介ー関西に広めたい!長期インターン紹介サービス 

佐保健太郎氏
㈱Motivate代表取締役CEO 関西学院大学4回生 (サービス名 Advans)」

課題解決プロジェクトへの参加の動機について教えてください

関西で長期インターンシップを当たり前とするためには受け入れ企業数の増加が不可欠です。そのため、弊社は知識0の状態から法人営業を始めていました。
長期インターンシップが広がるためには「学生への先入観」「企業の人材(教える立場)不足」等々超えるべき壁が多く、全くの新規営業はそもそも難易度が高いと言えます。
また営業経験0からのスタートであったため、毎日手あたり次第に「社長はいらっしゃいますか」と架電営業やメール営業をしていましたが、中々効果が出ず、新規営業の難しさを痛感する日々が続いておりました。
そのように悩んでいた折にANCHOR KOBEからのご紹介で課題解決プロジェクトの存在を知り「新規獲得について解決する糸口になるのではないか」と思い、参加を決めました。

どのような課題に取り組みましたか?

弊社は「関西圏での長期インターンシップの認知拡大」という課題に取り組んでいます。「長期インターンシップ」とは、大学生が企業にメンバーとして加わり新卒1~2年目程度の裁量権を持って半年以上、業務に取り組む制度のことです。
就職活動前にリアルな職業体験を得ることで学生目線では新卒就活のミスマッチを軽減できるほか、企業目線では自走できる優秀な学生がメンバーとして加わることで既存社員の意識改革や社内の活性化に繋がるといったメリットがあります。
このような長期インターンシップですが、募集企業が東京に一極化しており、東京以外に住む学生・企業の情報格差が顕著になっているのです。
弊社はこの課題を解決するべく、新規受け入れ企業の開拓や学生への意識づけに通り組んでいます。

CEOの佐保健太郎氏(右)とCTOの守高成悟氏

6ヶ月の活動内容、活動の成果、また今後の事業の展望・目標について聞かせてください

デモデイ(結果発表の日)までに契約企業を40社にするといった数値目標を立て、計画・仮説を立てる→営業を行う→反省点を洗い出す→次の仮説に落とし込むといったPDCAサイクルを回し続けた6ヶ月間でした。
初めの1~2カ月はただひたすら営業活動を行いながら企業の反応を確認し、ペルソナ設計へと落とし込んでいきました。ペルソナ設計を行うことは営業する上でとても重要です。むやみやたらに架電やメール営業をしていてはかけた労働コストに対して得られるパフォーマンスが悪くなるだけではなく、結果がでない営業活動はチーム全体を疲弊させてしまうことをメンタリングの中で学びました。
3~4ヶ月になると営業対象を大きく変えてペルソナの絞り込みを行った上でのメール営業や、長期インターンシップについて説明するセミナーを主催し、お問い合わせからの新規獲得にも注力するようになりました。
更に4~6カ月目になると、既存の取引先からご紹介いただけることもあり、以前と比較すると流入元の増加に繋がりました。
メンタリングを通じて数々の手法を取り入れた結果、デモデイの際には契約企業数が41社と目標を超える結果を修めることが出来ました。

「営業」をゼロから学びました

メンターはどのような存在で、どのような気付きを得ましたか?
メンターの宮松さんと神戸新聞社の中川さんは私とは比べ物にならない程、経験値の大きい方です。特に営業に関してはそもそも社会常識すらわからなかった私にも分かりやすい様に0から教えていただき、毎週のメンタリングで大変勉強になりました(他のグループは毎週ではなかったようです)。
また、この度のプロジェクトでは事業の成長以上に私自身の成長が大きいと感じております。元々プライドが高く先輩方からアドバイスをいただいても中々自分に落とし込むことが苦手であった私ですが、日々の営業やメンタリングでご指摘を受ける中で、いい意味で自身のプライドが柔軟になったと実感しています。
この成長は今後の人生における重要なポイントだと思いますので、メンターのお二人は事業以外の面でも大変感謝しております。

神戸新聞2023年3月24日夕刊記事、神戸新聞電子版Nextにも掲載された。 

課題解決プロジェクトを終えての感想、今後の目標の目標を聞かせてください

活動を終えて、まずはメンターのお二人への感謝の気持ちが一番大きいです。お二人のアドバイスやご協力がなければ今のAdvansはありませんし、私自身の成長もなかったと思います。
また、課題解決プロジェクトを通じてマイルストーンを無事達成できた経験は、私自身や会社組織としての大きな成功体験となっています。
当社にとって半年で契約企業40社は大変大きなハードルでした。そのハードルを乗り越えるにはここに書ききれないほど苦難がありました。
何度も自分自身で作ってしまっていた壁を破る必要があり、多方面で成長できた6ヶ月であったと感じております。
今後はさらに長期インターンシップを当たり前の選択肢とするべく、営業及び学生への認知拡大に努めてまいります。

(右から)宮松寛有メンター、佐保社長、アンカーの中川マネジャー

㈱MOTIVATEは関西に特化した長期インターンシップの求人サイトAdvans(https://www.advans-intern.jp/)を運営しております。
長期インターンシップについて興味がある企業様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください!

メンター

宮松寛有
KAHMジャパン株式会社代表取締役

 プロフィール




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