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第44回日本ハンドボールリーグ 第20週第二日 トヨタ紡織九州v豊田合成 マッチリポート

豊田合成としてはプレーオフ進出を確かなものに
一方の紡織九州は引き分け以下でプレーオフ進出が厳しくなる戦い。

前半立ち上がりから両チームとも気迫と気迫がぶつかり展開に。
合成は徳田、紡織九州は酒井が口火となる。
紡織九州は左ウィングの梅本が好調
多彩なシュートとファストブレイクで先行する。
一方合成は地元福岡・西南学院高出身の水町がチームを引っ張る
そして古屋が巧みにコントロールする。

15分すぎから両チームともトランジションゲームで一進一退
合成・出村、紡織九州・イウンホがゴールに叩きこむ
18分、紡織九州は梅本が時計回りに一回転してからの鮮やかなシュートでチームを盛り上げる。

両チームともなかなか突き放せない中
24分すぎ、紡織九州は合成のターンオーバーから
ルーキーの三重が決めて主導権を握る。
ピヴォットの酒井がきょうは当たっている。
27分、ピヴォットプレイでの反則で紡織九州・酒井が2回目の退場
合成は28分すぎ小塩・徳田のスカイで反撃開始。
前半を14-12で折り返す。

後半に入って合成は徳田が当たる。
しかし水町の退場が出て数的不利な場面で紡織九州は離せず
35分すぎまでの4分半で4-1と走って勝ち越し。
35分33秒紡織九州 キム・ミョンへ監督はたまらずタイムアウト

紡織九州のリズムがぱたぱたぱたと崩れてしまった。
37分 古谷の2連続でこの試合最大4点差に広がる。
それに対して紡織九州はパクヨンギルがなんとか流れを断とうとする。
しばらく膠着状態が続くが紡織九州は酒井とパクヨンギルでじりじりと追い上げる。
残り10分で3点差。

およそ5分無得点から、
紡織九州は右ウィングから三重が苦しながらもシュートをねじ込み1点差に。
そして残り4分を切ってイ・ウンホが決めてついに同点に
しかしそこから勝ち越しきれなかった。
今季の紡織九州の苦しさが象徴した結果となった。
合成は水町、小塩、古谷が最後は決めて
26-24で合成が逃げ切った。
合成はプレーオフ進出へ大きく前進し、紡織九州はプレーオフ進出が非常に厳しくなった一戦だった。

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