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バスケットボール Bリーグ 2023-24 佐賀バルーナーズv広島ドラゴンフライズ GAME1 GAMEReport

佐賀バルーナーズ 69-93 広島ドラゴンフライズ 観衆3,959人
両クラブとも開幕節は連敗スタートなった
どちらが今季初勝利を手にするか
スタートは佐賀 ガルシア、葛原、角田、ハレルソン、フィーラー
広島 寺嶋、マーフィー、エバンス、メイヨ、山崎

試合前には今季で引退する広島の朝山選手に佐賀の宮永HCから花束が贈られた

1Q
佐賀はガルシア、フィーラー、ハレルソンの外国籍選手に積極的にアタックを仕掛ける。
それに対し広島はエバンス、メイヨのスコアで立ちはだかる
佐賀はガルシアに対して広島はダブルティームでディフェンスを張ってスコアをさせない。
そこから広島はメイヨのアタックなどでペースをつかみリードを広げる。
さらにケリー・ブラックシアーJr.の3Pプレイなどで一気に畳かけ15-28で終える。
2Q
広島は中村の3Pプレイ、エバンスの3Pでペースを握る。
それに対し佐賀は狩野の3P、フィーラーの3Pで食い下がるも我慢の時間帯が続く。
広島は容赦なく8-0のランを作ってリードを20点台に広げる。
きょうの広島は3Pが止まらない、マーフィー、メイヨにも3Pをメイクされ
オフィシャルタイムアウトで26-47とリードを広げた。
佐賀は小刻みに選手を入れ替えるが、連動したディフェンスが機能せず広島のアウトサイドに苦戦する。
そこからの打開策を練る佐賀だが山下のブザービーターでなんとかねじ込み
前半を34-57で折り返す。

前半のスタッツからひも解くと
広島の3Pが52%と佐賀を圧倒している。
エバンス13P、メイヨ12Pと広島のスコアリーダーとして引っ張る。
佐賀はガルシアが8Pにとどまりフィーラー、ハレルソンといった外国籍選手のスコアが伸び悩んでいる。
なお広島の寺嶋が5アシストとインパクトを与えている。

3Q
佐賀はガルシアのペイントアタック、フィーラーの3Pなどでペースをつかむ。広島は寺嶋がいぶし銀の活躍でスコアを作り出し応戦。
佐賀のフィーラー一人にやられ出したところで広島はタイムアウトで切る。
タイムアウト明け、広島はケリー・ブラックシアーJr.、寺嶋の3Pで再び突き放していく
しかし佐賀は食い下がっていく。狩野の3Pに加え広島のベンチテクニカルで事実上4Pプレイを完成させて点差を詰めるが
広島はマーフィーの3Pを沈め、58-76で終える。

4Q
両チームともスコアが伸びず
そこから佐賀は岸田のスティールからのファストブレイクでand1を作り出す。
広島はあわてずにブラックシアーjr、山崎の連続3Pで着実に加点しリードを再び20点台にした。
佐賀は攻守に精彩を欠き連動した展開がなかなか作れない。
その中でも佐賀のキャプテン山下の泥臭いディフェンスからの展開などが見られたが、そのまま試合終了し69-93で広島が勝ち連敗を2でストップ
佐賀は開幕3連敗となった。

広島は3Pの成功率41%とハイベレージをたたき出し
佐賀のディフェンスを翻弄させた。
一方佐賀は攻守ともに歯車がかみ合わず完敗となった。

試合後コメント
広島 カイル・ミリングHC
前節からの選手のモチベーションが高かった
攻守ともにいいプレーができた。
3Pの確率について
シーズン通してでも決められたことが大きかった。
いろんなことをしゃべった。前節の24のターンオーバーはやりたくなかった数字


佐賀 宮永HC
ディフェンスについてクオリティがあまりにも低かった。
私も含めて勘違いしてるいけるんじゃないかとも思った。
山下はいい仕事をしてくれた。そういった選手がプレイタイムを伸ばしていくと思う。
正直言えば勝負決まってからのアグレッシブさを出してほしかった。
オフェンスが終わってからのディフェンスの切り替えをもっと修正が必要

佐賀 山下主将
きょうは1Qがすべて
琉球戦が手ごたえがあったことから過信があったかもしれない
1Qで20失点というのはいけなかった。
ちょっと緩いプレーをしたことで伝染してしまった。

佐賀 狩野
まずは出だしで点差を空けてしまうとB1相手は取り返しがつかない
ひとつひとつのプレイの精度が全然違う
試合に負けては意味がない
シュートタッチは最初は緊張したし思うような形にならなかった
B1で勝つためには気持ち
メンタルの部分で強く持って戦う必要がある。
自分だったらシュートなど個人の良さを出す
次のプレイを判断していく必要があった
メンタルで負けているのはアップからも感じていた。
そこは大きい。


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