見出し画像

【MTGモダン】石鍛冶採用型トライバルズー

前置きとしてトライバルズーの基本部分は別記事にまとめました。

今回は100%自己顕示欲を満たすための記事です。トライバルズー擦る人には役立つかもしれません。
自分の現在のリストです。

現在フリースロットに22枚目の土地として母聖樹、石鍛冶4、殴打頭蓋とカルドラを採用しています。
このリストで紙イベントに4回参加して予選ラウンドは合計13-3の全部抜け、シングルエリミは8抜け1没2回と4人抜け決勝没1回、優勝1回の合計16-6、勝率72%、予選に限れば81%です。結構な勝率だと思います。
血染めの月ケアのために後手でも2ターン目に平地を持って来つつ、そこから出せるクロックとして石鍛冶を採用しました。
月負けが格段に減った上、殴打頭蓋とカルドラ+ドラコの絆魂でライフ面の不安も改善し、特にカルドラは対処の難しさもあって出さえすれば非常に強力で採用には満足しています。


サイド解説

置き物対策
活性の力3枚を採用しました。断片化や摩耗損耗も良いと思います。これらの対策を採用すると月対策の基本土地を平地に一本化できるため、土地プレイが簡単になります。
また血染めの月への対処のほか、ハンマータイムやアミュレットタイタンなど高速コンボやそれらのサブプランであるウルサガクソデカトークンへの対策として使うためそれらに間に合う、当たる必要があります。

墓地対策
ラクドス想起やドレッジに間に合うために黒力線4です。カウンターモンキーにもカンスペされません。

特殊地形対策
高山の月1枚採用です。トロンやウルサガに使いますが重ね引いても嬉しくないので1枚です。

生物除去
激情が最強なので激情を使います。
クリーチャーデッキやトップ勝負を強くしたい時に入れます。
これがないとマーフォークに勝てません。

碑出告が全てを貪る
ハンマータイム・カスケードクラッシュ決戦兵器兼墓地対策。ヨーグモスなどにも効きます。あまり予想されないのかよく刺さります。常にいるので2枚。

白力線
これがないとバーンに勝てません。
残虐の執政官も止めます。
枠が開かないのでバーンを諦めて不採用です。

漂流自我
対コンボ汎用カードです。
独創力やトロン、アミュレットやメタ外のコンボなどに。

シルヴォクの戦座
入れ忘れました。
石鍛冶を緑カウントにするため活性の力と併せて入れ替えるつもりでした。
多分激情と差し替えです。

プレイガイド・サイドボードガイド
正解かは保証しかねますが簡単に載せておきます

独創力 五分〜微有利
in高山の月漂流自我、ヒデツグで調整
out部族の炎、ラガバンで調整
経験上大体勝ってる感じがしますが負ける時は普通に捌かれてサクッと負けるのでこんなところだと思います。
ドワーフで止まりレン6で処理されるラガバンが弱いマッチなので後手は減らします。生物多めにキープして生き残ることを祈り、構えて殴り続けるとフェッチで勝手にライフとドワーフを減らしてくれます。追い詰めてぶっぱさせたら妨害のやりとりで勝負です。生物定着はお互いの初手次第ですがあとはこちら有利。後手1ターン目に頑固な否認があればレン6のために構えます。

イゼットモンキー メイン微不利サイド後有利
in黒力線out部族の炎
太いクロパ対アドいクロパ。2マナの太さから全体的に微有利ですが、激しい叱責でカヴーが無駄死にしたり稀にメインから月が貼られたり捌きあったあと表現の反復されてアド差が開いたり要所はこちら不利です。ドラコにチャネラーが激突するのは数少ないこちらのアドポイントなので覚えておきましょう。
サイド後は黒力線スタート出来ると相手の弱体化が激しく大体勝ちます。

ラクドス想起 メイン運サイド後有利
in黒力線激情活性の力 out頑固な否認部族の炎
カードはこちらが強いので概ね有利です。ですがトップ勝負が有利というだけで悲嘆ブリンクもメイン月もクソなのでダメな時はダメです。そういう意味では囲いラガバンの7枚キープよりダブマリ悲嘆ブリンクを求める狂気を持った相手の方が恐ろしいです。
囲いラガバンスタートなら普通に勝ちます。
サイド後はトップ勝負に強くしつつ黒力線で分からせます。あと相手はカルドラに対処手段がありません。

カスケードクラッシュ メイン五分サイド後有利 inヒデツグ激情活性の力、漂流自我で調整 outナカティル稲妻
2マナ肉質で勝っているので有利ですがそこが引けなかったりケアせずにサイぶっぱ連打やバウンスや氷でテンポ負けは結構あります。サイド後は3点カードが消え、当たるカードしか残らないので月だけケアすれば有利です。
後手2ターン目カヴーが初動の場合は1ターン目にフェッチを切らず2ターン目にダブルショックインすると氷を土地に打たれずに展開を阻害されない(バウンスが裏目)、月弱体化カヴーを力線の束縛でバットリにする(打ち消しが裏目)、サイに突発を合わせてカヴーを打ち取りにきたら頑固な否認は突発に打つ(数で押し切られる場合あり)、などのリスクリターンはあるものの選択肢になる小技があるので覚えておきましょう。

ハンマータイム メイン五分サイド後微有利
in活性の力ヒデツグ高山の月 out部族の炎ラガバン
お互いに殺意を受け止める力はありませんが、こちらに干渉がある分だけマシなマッチです。その分メイン微有利サイド後有利と思っていましたがハンマー側が救済の波濤を得て二重構えしないと即死が増えてやりにくくなりました。サイド後はどうせ止まるラガバンを減らします。

トロン メイン先手後手次第サイド後有利
in高山の月活性の力漂流自我 out殴打頭蓋、石鍛冶束縛で調整
足回りを止めて高速でのビートダウンを狙います。当たり前ですがトロンコンプされると火力投げられないと大体負けです。4カーンも隔離するタイタンが次に飛んできます。メインは頑固な否認と母聖樹が頼りです。サイド後はそことサイドカードを引けるように祈りましょう。後手だと束縛は探検の地図に間に合わないので減らします。

マーフォーク 不利
in激情 out頑固な否認
激浪の形成師がトライオームを縛り、ペテン師がカヴーを除去し、ロードで島を渡ってくる難敵です。
土地を多く引いて色マナを確保し除去、特にサイド後激情を引けるかどうかです。
元々除去の濃いデッキながらサイドに激情を厚く取らざるを得ない原因です。絶対に許さない。

リビングエンド メイン不利サイド後五分
in黒力線漂流自我out稲妻部族の炎
悲嘆ピッチから続唱リビエン、と動かれるとどうしようもありません。頑固な否認を構えたら悲嘆されないこととカヴーが殴れることを祈ります。サイド後は黒力線で分からせます。カヴーで追放する墓地がない場合は後続をルーターで墓地に送っておきましょう。ラス扱いでリビエンを撃たれてもクロックが途切れません。カヴーが最強。

アミュレットタイタン メイン不利サイド後有利
in活性の力高山の月漂流自我out稲妻頑固な否認
タイタンを出されたら負けです。トロンと同じく足回りを止めた間に倒しに行きます。こっちの場合は頑固な否認より力線の束縛が頼り。

バーン 絶望
in白力線
白力線の枠はないのでつまり負けです。
生物で塞いで火力に頑固な否認を何度も合わせつつ、相手がマナフラッドしたら流石に勝つかもしれませんが都合の良い話です。黒力線の方が効く相手が多いので切りました。

レンアンドオムナス 多分不利
地元にいないので対戦経験がありません。コンベンション横浜にもいませんでした。デッキが札束だからでしょうか。孤独デッキに対して有利がつくとも思えないのでおそらく不利だと思います。

いかがだったでしょうか?トライバルズーは拡張性が高いので人によりいろんなチューニングがされていますが、石鍛冶採用リストは自分は見たことないので多分完全オリジナルだと思います。使ってみるとかなり強いので是非使ってみて下さい。
自分も次は指輪物語のカードを試したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?