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【映画感想】バグダット・カフェ

年末滑り込みでアマプラにてニューディレクターズカット版を。(年末に無理やりにでも映画を見たくなる人…)

ミニシアターブームを作ったとも言われる名作初視聴。
確かに…!源流はここか…という気持ちになりましたよ、そりゃあ。

80年代の終わりにこのキッチュな色遣いに印象的なオシャレビジュアル(衣装最高!給水塔考えた人天才!)、クセのあるキャラクターと意味深長尺。これはちょっとサブカルかじった若者大好きでしょう。人とちょっと違う自分とそれを共有できる仲間がいる自分サイコーなタイプは間違いなく観るし、ワカルことがステータスなカルト映画大好き勢も観るし。
しかも、主題歌「コーリングユー」のキャッチーさ、クラシックも混ぜちゃう音楽もイイし、聞かせどころもニクイ。
(ブレンダの娘ちゃんのヘッドフォンから聞こえていた曲の曲名が知りたい…当時の流行歌だと思うんだけど、分かりそうで分からない!)
それでもって、70年代イギリス系のナンセンスコメディだと見せかけてサブカル心をくすぐりつつ、実は癒しのハートフルコメディ。
これは愛され映画だし、オマージュが多いのも納得(大体の映画の荒れ地のガソリンスタンドってこれでしょw)。

クセの強いチャーミングな女子たちに(結局)メロメロな男性陣のちょっとウェットな感じもちょうどよい配分に小粋で、女性だからの物語ではなく人としての物語を盛り上げていた。

コーヒーを使った演出が伏線含めとっても良かったなー!みんな愛だよね!

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