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はたちをいわう #開催報告

兵庫県川西市「はたちのつどい」イベント会場を、中心市街地活性化協議会タウンマネージャーとして企画・運営させていただきました。
「まちをあげて」二十歳をお祝いすることの嬉しさを感じられる日になりました。
川西市は、第二次総合戦略(計画期間~R4)のデータに「20~29 歳が転出超過となっており、就職などを機に市外へ転出している」と記載されています。まさに、この世代。二十歳代の皆さんが、このあと、就職などを機に一度まちから社会の大海原へ出て行くんですね。
ただし、「30~39歳」「0~9歳」は転入が増える。
つまり子育て期になると、『やっぱり川西がええわ』と帰ってくる…のかもしれない。まちに残っている親世代が、「やっぱり近くに住もうよ」と誘うのかもしれない。
そう思うと、親にとっても子にとってもこの一生心に残る「はたちのつどい」の1日が、「このまちでの大切な思い出」になることはきっと大切なことだと思います。
そして、もうひとつの大切なことは「お祝いしてあげたい」と思うまちの人がたくさんいること。まちの中で、学校に行き、友達の家に遊びに行き、スポーツをし、バイトをし、20歳までの人生を歩んできた子たちの晴れの日を、わが子でなくとも「おめでとう、元気に大きくなってよかったなあ」と思う人がたくさんたくさんいるんです。
そんな人たちの、たくさんの温かい気持ちを、目に見える形に。
それが、まちをあげての #はたちをいわう  です。

お祝いのステージパフォーマンス

イベント会場ステージは市内の書道教室・音楽教室・ダンス教室のパフォーマンス。ここで「学校以外の学び」に触れて大きくなった生徒さんもいるはず。ダンスの子どもたちが「おめでとうございます」と声を揃えてお祝いしてくれました。ブッキングや運営は川西音楽祭(BEAT ON MUSIC SCHOOL)、素敵なブッキングを本当にありがとうございました。

はたちのモルック

フィンランドのスポーツ、モルック。川西市に聖地・満願寺やモルックドームがあることですっかりおなじみのスポーツとなりました。
振袖での「はたちのモルック」も3年目。こちらは川西モルックの会さんのご協力です。

お祝いの出店やキッチンカー

いつもまちのなかで見かけるキッチンカーや、雑貨やスイーツの出店も。
この日の記念になる商品をご用意いただいたお店もあり、華やかな出店でご協力いただきました。キッチンカーは本当にずっと大忙しだったと…。
ありがとうございました。

手話の体験も

川西市では、令和4年(2022年)4月1日に「川西市手話言語条例」が施行され、ひとつの言語である手話を若い人にも知ってもらおうと手話サークルパピヨンさんも手話体験のブースを出してくださり、真剣に振袖で耳を傾ける若者たちがいました。

フォトブースも華やかに

Hobbyballoonみちゃさんによるゴージャスなバルーンフォト、川西アートプロジェクト(NPO法人芸法)さんによるアートフォト、兵庫ダイハツ株式会社さんによるカーフォトブース、そして川西中央ライオンズさんによるお祝いパネル(※写真が…撮れていなくて…すいません)。たくさんの記念写真が撮影されました。

はたちの書初め

そして私たちが運営したのが「はたちの書初め」。
体験でもらえる特典に用意したクッキーの数ぐらい来てくれたらいいな…と思っていたら、大人気でクッキーが早々になくなる事態に。書を吊るしたコーナーはすっかりいっぱいになりました。
「希望」「感謝」「生きる」「有言実行」「一期一会」「彼氏頂戴」「単位」「卒業」「サンマルク」「魚べい」…
書きながら、「やっぱり感謝やんな」「彼女ほしい」「この文字わからん!」「魚べいでバイトしてます」など少し話して、彼らの、キラキラ輝く背景(楽しいよね、20歳)にも触れました。
クッキーが売り切れた残念な気持ちを書にしたためてくれた子も(笑)

式典とともに、お祝いの場所

おごそかな式典はホール内で。
その様子を大型ビジョンで公園内で見ることもできたので、本当に付近一帯が華やかなお祝いの1日になりました。


「おめでとう」が聴こえる日

あちこちで、出店や来場したまちの人が二十歳たちに
「〇〇くんか!大きくなったな!おめでとう」
「ええ~、きれいになって、わからんやん!元気にしてるん?」
と話しかける声も聴こえる会場。
そう、この公園部分があると、まちの人も懐かしいはたちに会えます。
このまちで、大きくなって、またこの先もこのまちに関わっていってほしい。元気な顔を見せてほしい。
まちはひとつの大きなご近所さん。川西って、ちょうどそんなサイズ感もあるし、温かさのあるまちだなと感じる日でした。

今年の #はたちをいわう  ミッションが終了です。
2年目の公園開催。また来年も、佳きこの日が迎えられますように。
毎年、少しずつ前年を「越」して場が育っていきますように。
最後に越田けんじろう市長のありがたき文字を添えて…
晴れの日を迎えたみなさん、本当におめでとうございます。

おまけ

いや…名前、大事かなって慌てて並んでみました(いらんかった上に呼び捨てになっちゃって、本当に失礼をいたしましたが、笑顔ありがとうございます~)想い出。

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