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自分を大事にすることが苦手な人へ

真に幸福な犬とは幸せな人に飼われる犬。
飼い主の幸福なくして犬の幸福はない。

「犬の幸せの感じ方」北里大学名誉教授・獣医学博士 樋口誠一著

この「犬」という部分を、自分が飼っている動物に置き換えてみてください。

私の場合は猫の小太郎を飼っているので、
飼い主の幸福なくして小太郎の幸福はない
となります。

こうしてみると、かわいい小太郎のためになるのなら、
自分が幸福になろう、
まず自分が幸福になっていいんだ
と思えませんか。

何もない状態で、自分の幸福を第一に考えることは、なんとなくわがままな気がして、生真面目で優しい人たちには抵抗が感じられるかも知れません。

でも、自分の大切な人やペット、家族や友人、社会でもいいです。
自分以外の存在の幸せが、自分にかかっているとしたらどうでしょうか。

自分の幸福なくして、その存在の幸福があり得ないのだとしたら、まず自分が幸福になることを、もうわがままだとは思わないのではないでしょうか。


相手の立場に立って考えてみるのもいいかも知れません。

例えば、誰かがあなたの幸福のために大きな犠牲をはらっているとしましょう。
あなたの幸福を見るのが自分の幸福だとその人が言ったとしても、あなた自身は、その状態で心の底からその人に与えられた幸福を喜べるでしょうか。
厳しいことを言えば、それはその誰かの自己満足だと言えなくもないのです。


いいんです、まず自分から幸福になって!

自分を幸福にできて初めて、周りを幸福にする術を身につけられるのですから。自分を大事にすることは、周りを幸福にするための修行です。


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