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When We Were Young Festに行く人へのアドバイス

行ってきました When We Were Young Fest 2023 @Las Vegas!人生初の海外フェス!久しぶりのユナイテッドステイツオブアメリカ!USA!

普段日本ですらほとんどライブに行かないのですが、どうしてもこのチャンスだけは逃せなかった。逃したくなかった。10代の頃の自分に死ぬほど自慢したい。「お前の夢、叶うからな」って。

フェスの名前の通り、「あの頃若かった僕たち」にはたまらないラインナップ。今回のWWWY2023にいこうと思ったのは、絶対にありえないと思っていたSomething Corporateが復活したというのがありました。Jack's Mannequin、Something Corporate、そしてAndrew McMahonは僕の人生でした。

長いので後で読むのをオススメします…!

ライブには行かないと言っておきながら、中学の頃に参加したサマソニ、高校の時にチャリで幕張まで行って4日間通しで参戦したCDJ、他にもちらほら小さめのフェスに参加していた経験を踏まえ、今回のWWWY&海外フェス参戦における経験をお伝えできれば嬉しいです!





フェスの開催はおおよそ1年前にアナウンスされます。アメリカ本国はもちろん、世界中の人が参戦するということもあるので、速攻でチケット売り切れます。ここで躊躇ってはダメです。買うんです。出た瞬間すぐに買ってください。躊躇う心をブチ捨ててください。


初めてWhen We Were Young Festが発表された2022年は、「なんだこのフェスはぁああああ!!!」と発狂寸前で死ぬほど行きたかったけれど、さすがにアメリカは…と思ってスルーしました。まさか次の年に行くとはね。

大好きなアーティストっていつ活動休止するかも分からないし、いつ命を落とすかも分からない。大好きだったNo Use For A NameのTony Slyも、ハイスタの恒も、もう生で聴けないと思うと、こうして訪れるチャンスを逃しちゃいけない….! と改めて考えさせられました。



1,チケットを確保せよ

チケットはおおよそ1年前から販売されます。世界中で人気のあるバンドが一同に会するのもあり、速攻で売り切れますので躊躇なく購入してください。このチャンス逃したら、一生見れないバンドもいるのでは?年齢などもあるので日本にもう二度と来ないバンドも何組もいると思います。

チケットの再販、いわゆるWaitlistもあるのですが、そんなに期待しない方が良いかもしれないです。2023年は初っ端に登録して一回チャンスあったくらいなので。


2,航空券の購入は3ヶ月前がおすすめ

意外と直前になって取りがちな飛行機のチケット。僕は3ヶ月前に取りました。ZIPAIRなら往復で12万円で成田-ロサンゼルス(LAX)まで行けました。

友達みんなに「え、安くね?」って言われました。確かにすごい安い。機内食と預け荷物の重量加算してもこの値段だったので本当にお得でした。

ZIPAIRの公式サイトはこちら!

https://www.zipair.net/ja

ロサンゼルス国際空港からラスベガスまでは、僕はバスで行ったのでかなり料金を抑えることができました。しかし6時間くらいかかるので時間に余裕のある方のみおすすめです。海外で長距離バス乗るの結構好きなので楽しかったです。

使ったバス会社はFlix Bus。片道30ドルで行けました!日本円で5,000円くらいなので超絶お得です。


3,できるならVIPチケットが良い


チケットの種類は大きく分けて2つ。GAとVIPがあります。
簡単に言うとGAが普通。VIPがVIPです。説明する気あるのか??

これは人にもよると思うのですが、お金に余裕があるなら絶対にVIPです。
と言うのも、まず開場のエントランスでクッソ並びます。僕が参加した2023は、1組目のアーティストが演奏始めているのに、列の1/10も入れてませんでした。横にいたEMO GIRLがブチギレていたので仲良くなりました。

しかしVIPだと別の特別ゲートがあるのでスイスイです。タイムテーブルの頭に見たいアーティストがいるなら迷いなくVIPにしましょう。

列に並びながら、僕は遠くで流れる The AtarisやFenix TXを聴いていました。ラスベガスの暑さによる汗なのか、悔し涙なのかはわかりませんが、頬には何か液体が伝っていました。これだけが後悔です。本当に勘弁してくれ。


4,Sideshowを期待して待つべし


WWWYは開催の1ヶ月前くらいにSide Show(出演アーティストのワンマンライブ)が追加されることがあります。

今回で言うと、こんな感じのメンツでした。

化け物ですか??日本ならヘッドライナー級のバンドたちがこんな風に見れるのはアメリカの醍醐味だと思います。

WWWYのオフィシャルだとこのラインナップですが、別の場所では馬鹿みたいに小さい箱でGREEN DAYがシークレットライブやったり、ZEBRAHEADもライブしていました。もう本国恐ろしや…。

さらに直前の直前になってSideShowの前座やコラボが発表されます。僕が観たSomething CorporateのSide ShowではHey MondayのCascadeの出演が1週間前くらいにアナウンスされました。もう大青春です。鼻から涙出ました。

チケットについてですが、Something Corporateを例に挙げると、日本時間深夜2時にチケットサイトがオープンになって先着順で販売されます。毎回2時に張り付いて4回とも全滅でした。

絶望に打ちひしがれていたら、なんとSideShowもチケットのリセールがあるので割りとすんなり買えました!LIVE NATIONというサイトからチケットのリセールができます。


観たいバンドがSideShowであるなら絶対に諦めないでください。あとでも述べますが、馬鹿みたいに小さい箱でやる世界クラスのバンドの演奏は一生の思い出になるはずです。



5,ホテル込みチケットのメリット・デメリット

GAもVIPもチケット売り切れて買えねぇよ!って人。最後の手段、HOTEL & TICKET PACKAGESがあるので、ホテル付きならチケットが余っている可能性大です。僕もこれで取りました。

僕が泊まったのはSTRAT HOTEL。基本全てLas Vegasにあるカジノ内のホテルです。STRAT HOTELは会場のLAS VEGAS FESTIVSAL GROUNDSからめちゃくちゃ近かったので、行きも帰りも超絶楽でした。あと車も停められるのでおすすめです。

ただWWWYのサイトで購入する金額の他に、ホテルについて宿泊税的なものを取られます。それが2万ちょいくらいしたので結構痛手でした。そこだけ事前に知っていればホテルパッケージは、我々のような海外勢にとって優秀だと思います。

WWWYのサイト内だといくつもホテルがあるので、それぞれの距離や質を見て判断しましょう。いい部屋は最初に埋まってしまうので、僕は最終的にクイーンベッド×2の部屋を一人で予約する羽目になりました..。

ラスベガスは夜中でも街を横断するバスが通っているので、会場から遠くてもそこまで問題はないとは思います。Deuceというバスがセントラルを横断して走ってくれています。値段も安いですが、僕の時はめっちゃ喧嘩してて世紀末でした。

夜中になると全然時間通りに来ない+それなりに治安が悪いので、フェスのトリが24時に終わるのを考えたら、近いに越したことはないですね。

6,持ち込みは水オンリー。(※裏技は…?)

WWWYの会場エントランスのルールとして、持ち込める飲料は水のみです。スポドリ、ジュースはNGです。ラスベガスの照りつける日差し、激盛り上がりのフェス。塩分を取らないと死んでしまいます。

ちなみに持ち込みの水はペットボトルでも大丈夫です。透明な水筒とかでもOKです。透明じゃないとNGくらいます。

結構並ぶんですけど、会場内にウォーターサーバーがいくつかのポイントであるので、そこでみんな水を汲んでいました。

僕は現地のスーパーで水を3ほど本買って持ち込みました。けどこれが実は要らなくて、エントランスの列に並んでる時に、係の人がペットボトルの水をタダでくれます。なのでそれにすがる手もありますが、まあ持ってったほうが良いでしょう。

熱中症の予防として僕はOS-1の粉を忍ばせて、ペットボトルにいれて経口補水液を作っていました。これなら怒られないし没収もないです。さらに炎天下のフェスでも余裕で水分と塩分を補えます。めっちゃおすすめです。

荷物は透明なバッグを使ってる人が結構多くいました。そうでないとエントランスで荷物チェックをして時間をロスしてしまいます。僕的には透明じゃなくても全然良かったので普通のバッグで問題ないかなと思います。


7,Tシャツやグッズは前日に買おう

海外フェスで気になるのはグッズやTシャツ。WWWYのTシャツはマジでかっこいいです。僕は悩みすぎて全部買ったら10万円分吹き飛んで生活できなくなりました。

グッズなんですが、フェス当日は結構並びます。ライブのスケジュールがかなりタイトなので、並んでる時間はないと思った方が良いでしょう。そもそもこのフェスは、演奏前の待ち時間なんてものはないし、間の時間も全くないので、ホッと一息つけるタイミングなんて皆無です。グッズに並んでる間にとんでもねぇバンドが演奏をおっぱじめます。

なのでおすすめなのがフェスの前日に購入する。前日のAM10時くらいから、会場であるFestival Groundで先行物販をやるので、そこに行って書いましょう。会場の下見にもなるし、買ったグッズをホテルに持って帰る時間も確保できるので大量購入ができます。

事前物販も結構並びますが、ここでも水を配ってくれるし、売り切れることもないのでそれすらもフェスだと思い楽しみましょう。なにより待ち時間に流れている音楽がもう本当に青春で楽しかった思い出しかないです。

ちなみにクレカは使えます!

8,旅程は長めに

・Sideshow、グッズの事前販売、移動、時差なども考えて旅程はある程度余裕を持って組むのをお勧めします。また直前で2days開催になったり、天候で1日目が中止になったりと何があるかわからないです。たしか2022年はday1が悪天候で中止になっています。


9,ラスベガスの気候

アメリカの日差し、強いです。カラッとしてるので汗はかかなくて済むし、めちゃくちゃ気持ちいです。が死ぬほど焼けます。日焼け止めは1時間に1回塗り直ししましょう。

目も思った以上にダメージを喰らいます。雲が少ないので直射日光の威力が半端ないです。強めのサングラスをかけて臨みましょう。

現地で日焼け止めを購入するのもありかと思います。意外とフェスの待ち時間が長いので日焼け対策は万全に!


10,好きな格好を思い切り!

日本だと周りの目を気にして、自分のしたい格好をしない、なんてことあると思うんです。

今回初めて海外フェスに行って、本当に素敵だなと思ったのは、自分の容姿に関係なくみんなが好きな格好していることでした。

失礼な言い方になってしまいますが、痩せてても太っていても、イケメンでもそうじゃなくてもみんなが好きな格好をして、好きなメイク、髪色、服装でその場を最大限楽しんでいるのが、バッシバシに伝わってきました。

日本じゃまずこんな光景ないと思います。

00'sを彷彿とさせる超絶EMOファッションしている人も入れば、めっちゃふくよかなのに大胆なホットパンツににほぼ水着みたいな露出の人まで。

特にいいなぁと思ったのは、Blink-182のEnema of the Stateのジャケットのコスプレをしてる人たちがいたこと!

せくしー!

なのでここでは気にせず好きな格好をしましょう。裸にならなければ何しても良いと思います。

11,突然始まるコラボにご注意


WWWYの特徴なんでしょうか。急にステージ上で意味わからないコラボし始めます。興味ないアーティストでも絶対に見たほうが良いです。本当に気が抜けなかった…。

ボケーっとAll Time Low観てたら、急にAvril Lavigneがステージ来たり…
ポカーンと30 Seconds To Mars観てたら、急にRise AgainstのTimが来たり…
YellowcardとI Prevailがコラボし始めたり…あっちではMXPXが….あああああああああ!!!

こんなん全部見てられない!笑 無理です!

全ステージ何が起きるかわからないので、喰らい付いてください。日本に帰ってから映像見て、「え..お前らコラボしとったん..?」みたいなことばかりでした。2日参戦するのが吉ですね。

12,会場を回る際のポイント/スケジュールの組み方

ステージは主に2つ。クソデカステージ×2とミドルステージ×2のシンプルな構成です。

2023年ver

2つ隣り合わせのステージが2箇所なので、1組のアーティストが終わったらすぐに横から次のバンドが出てきます。なので休みがほぼない。

クソデカからミドルへの移動は5分もかからないので非常にコンパクトです。なので被っていてもダッシュすればステージを跨いで観ることができます。

ただ間髪入れずにアーティストが演奏しているので、どのタイミングで行くべきかすごい迷いました。

日本じゃ絶対見れないアーティストがそこで演っているのに…と思いながら次のステージへダッシュしてました。駆け抜けながらチラ聴きしたFinch、Relient K、Knuckle Puckは忘れません…。なので2日間行ける人は通しで行ったほうが良いです(念押し)



終わりに

ずっと行きたかったWhen We Were Young Fest。感想を言うのであれば

「人生最高の思い出。絶対に行くべき」

これしかないです。だって日本にいたら絶対に観れないラインナップが1日で観れるんですから。一生の宝物になったと思います。


ライブ参戦レポはこちらに詳しく書きましたのでぜひ読んでみてください!


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