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Beloved

運命の赤い糸が 本当にあるのなら
ふたりはまたいつか 何処かで会えるよね  

たとえ一度は別々の 道を歩くことを選んでも
大好きな大きな背中が 離れてくのをこの背で感じても  

他になんて思えばいいんだろう
あなたのいない明日なんて  

枯れるまで涙を流せばいい
声に出して叫びながら泣けばいい
泣き疲れたら泥のように眠ればいい
だけど隣にあなたはいない  

運命の赤い糸を 手繰り寄せられたなら
あなたはどんな顔を して見せてくれるのだろう  

大好きだったその手で 優しく包み込んでくれるといいな
だから涙を拭いて 顔を上げて精一杯の笑顔を  

時が流れ傷は癒えるだろう
だけど愛した日々は忘れない  

枯れるまで涙を流せばいい
声に出して叫びながら泣けばいい
泣き疲れたら泥のように眠ればいい
あなたを思う夜があったっていい  

運命の赤い糸は見えないのに赤いんだね  

枯れるまで涙を流せばいい
声に出して叫びながら泣けばいい
泣き疲れたら泥のように眠ればいい
あなたを忘れた未来があったっていい  

あなたを愛した日々は本物だから  




📸 Tokyo, 2019

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