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Paseo Magnífico 壮大な散歩 (データ編 Camino De Santiago)

Camino De Santiago 2023夏

実際に歩いてみて、事前に計画した内容や、準備した装備がどうだったかなどを振り返ります。

準備にあたり意識したのは以下
・いつ出発する
・どこから歩く?
・ホステルなど予約必要?
・装備は?


・いつ出発する?
僕は6/27にSaint Jean Pied Port(SJPP)を出発し、7/29にSantiagoに到着しました。真夏でしたが、スペイン北部は避暑地であり気温は快適、荷物も少なく済み、人の混雑もなく正直おすすめです。なおカミーノは真夏を避けた5月と9月が混雑するようですが、木々が色鮮やかなのも魅力だそうです。

・どこから歩く?
僕は時間に余裕があったのでSJPPからのコースを選択しましたが、その他、アクセスの良い他の都市からのスタートでも良いと思いました。ちなみにSantiagoから遠いほど人手は少なく宿の予約も不要、距離が長い方が人間関係として深い仲の友達はできやすいと思いました。あくまで個人の見解ではありますが以下それぞれコメントしますので、ご参考ください。

SJPPから33日間コース:フランス人の道約800km。初日は激坂だが抜群の景色。その後のRoncesvallesもアップダウンがきついが、川沿いの景色が素晴らしい。なお800kmはとてつもなく長いけれども、実際はペースが重要。公式ガイドでは1日平均25kmですが、ペースをもっと落とせば総距離は長くとも困難なく歩けると思います。

Pamplonaから30日コース:スペイン各都市からアクセスが良く、かつピレネー越えは避けた形。牛追い祭りで有名なサンフェルミン祭の時期は、ツインルームが300ユーロ台、公営アルベルゲは閉鎖となるため、例えば少し前の村のアルベルゲに泊まって、早朝Pamplonaに立ち寄れば、高い宿泊費を払わずに牛追いを楽しめるかもしれませんね。

Logroñoから26日間コース:本場RiojaのワインとChampinionの鉄板焼きが待っています。Grañónの教会付属の宿は瞑想の時間などとても素敵でベストアルベルゲ賞。

Burgosから22日間コース:僕にとってBurgosはカミーノの中で最も素敵な街。Puente FiteroやBercianos del Real Caminoの教会付属アルベルゲも素晴らしいです。

Leónから13日間コース:これまた素敵な街。日陰のない高原地帯Mecetaを越えた後なので少し気が楽。日程的にもコンパクト。

Astorgaから11日間コース:La Cruz de Ferroとそこからのダウンヒルのルートは絶景で、Molinasecaの清流遊びも含めてカミーノ全体を通して一押し。ただしそこへの登り、さらにその後訪れるO Cebreiroへのハイクアップは相当きついので覚悟が必要。

Sarriaから5日間コース:最短で認定証が受け取れる。距離は短いが十分に自然の中の散歩を味わえる。人が多く、宿は予約した方がベター。

なお上記に加え、Santiago de CompostelaからFisterraまでプラス3日間、さらにMuxiaまでプラス1日間歩くルートもポピュラーです。


・ホステルなど予約必要?
人の増えるSarria以降及び、それ以前でも人気の宿は予約がベターのようです。


・装備は?

トータル4kg

Before/After

むさ苦しい顔になりました。たまたま宿にあった鏡の装飾で後光のような演出に😆



読んで頂きありがとうございました。カミーノの一例としてご参考になれば幸いです。

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