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Paseo Magnífico 壮大な散歩 (día 13-14 Camino De Santiago)

7/9日 Burgos→ Hornillos del camino

素敵な町ブルゴスを後にする。アディオスブルゴス。大きな街から離れるまで舗装路が続くので今日もトレッキングサンダルを履いてスタート。ただトレッキングサンダルは開放感はあるものの土踏まずを支えてくれないので長距離は疲れる。
川沿いの道。水の音を聞きながら並木の日陰を歩く。

川沿いはガイドのルートから外れているがだいぶ先で合流できるはずだ。でもガイドの道を外れると言う事は他のピリグリムスは通らない。外国で1人で歩くということはひったくりにあう可能性も高まると言うことだ。そう思うと緊張感が走る。早くガイドの道に合流したいがずいぶんと長い間、高いフェンスがそれを阻む。おのずと足早になる。しばらく歩いてようやくそのフェンスがなくなりガイドの道に合流できた。カミーノの矢印も見えてほっとひと安心。

Burgosからはメセタと呼ばれる高原地帯が続く。空気は冷たいが、日陰がなくキツイ。
ひたすら歩く
遠くにWindmilが見える
歩く
トレッキングブーツ。その時の音は次のリンクから聴けます
今日の宿のある街
弦は新しいが、ギターが、、と思いつつ、宿のギターをありがたく弾きます
初チェス
将棋に似てて面白かった

Burgos (Municipal 10€) 7:30発
↓19.84km 4.5h
Hornillos del camino (Municipal 12€) 12:00着


7/10月 Hornillos del camino

今日は古くからある教会に附属した宿に泊まるため、1つ行程を伸ばして30キロメートル近く歩くことにした。が、途中巨大な壁のような山を陽が高い時間に越えることになり、滝のような汗をかくことになる。

今日から急に暑くなるため夜明け前、5時半起床6時出発。月明かりと朝焼けで視界は良好だ。
素晴らしい景色。早朝だからこそ見られるもの。そして今回の旅で何度も思った。カメラは役に立たない。
霧がかって幻想的
浮かぶ風車
じゃがいも畑と麦畑の中を二台の自転車が走り抜けて行く。ペアルック。カミーノでは自転車で巡礼する人たちもいる。でも自転車の人たちとはなかなか深い仲にはなれない。宿で一緒になる事はあるが、それっきりだからだ。一方で歩いている者同士はSantiagoに到着するまで何度も会う。ペースが違う人も宿で合流できる。長期的な中になるのでお互いを知ろうと言う気持ちが大きくなる。恋人や友達もこうしてペースは違えどすれ違わない仕組みをうまく作れる仲なら上手くいくのかな。
水平線360度麦畑
Santiagoまで500kmを切った
Hontanasのカフェで朝食。Cicago出身のTomが顔を上げて恍惚の表情。後から来たDavidが僕が宿に忘れたイヤホンを持って来てくれた。
暑い
途中に立ち寄った天井が落ちて壁だけ残った古い教会はとても雰囲気があった
壁のような山。このカミーノで一番汗をかいた
古くからある教会附属のドネーションベースの宿
この素朴さと言ったら
宿主がペレグリーノの足を洗ってくれる儀式。
ミサ
川を眺めて戯れる

食事もベッドもシャワーも申し分なし。ベッドの数が12しかないが、先を歩いていた友達がベッドを確保しておいてくれたからとまれた。大人気の宿。石造りの建物は昼は涼しく夜は暖かい。Wifiどころか電源もない。夜はろうそく。教壇を眺めながら寝る。

ところでこの夏休みが明けた後やってくる来年度の身の振り方を考えなければならない。もうあの学校に甘えられるのは来年度1年間だと心に決めている。なので来年度のうちに自分の技術を磨くとともにネットワークづくりとそして自主イベントを打ち立ていかねば。

Hornillos del camino (Municipal 12€) 6:00発
↓28.87km 8h!!
Puente de fitero 14:00着

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