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第4回 現場職員紹介~病棟保育士~

こんにちは!
先日、同僚からメロンひと玉をもらいました🍈
熟れ頃が7/5だったので、今夜は食べたいなと思います✨

さて、本日は病棟保育士の方のインタビューをお届けします!
「病棟保育士」と聞いて、???という方もいらっしゃると思います。

病棟保育士は、入院中の子どもたちのケアをする保育士さんです。それぞれ制限等ある中で、どうしたら楽しく過ごせるのかということを考え遊びをしたり、食事介助・就寝介助などを行います。
そんな子どもたち・保護者との関わり、医師・看護師との関りについてお話を伺いましたので是非ご覧ください^^



病棟保育士歴6年


○日常の仕事


入院中の子どもたちの身辺介助が主な業務です。食事介助、遊び、寝かしつけなど行います。通常の保育園は全員が未就学児ですが病棟の場合はそうではありませんので、“保育”のイメージが少し違うかもしれませんね。

○病棟保育士を目指した経緯


大学では、特別支援学級の教員を志望し勉学に励んでおり、保育士資格は独学で取得しました。就職活動をしていく中で病棟保育士を知り、教員よりも近い存在になれるかもしれないと思い志願し、現在に至ります。病棟保育士としては6年目になります。

__「それぞれが抱えている想いに寄り添う」


○自身が考える病棟保育士としての介在価値


第一に、子どもたちの入院生活によるストレスを緩和することです。子どもたちは治療に消極的になってしまう時があります。不安を煽らず、前向きな気持ちで治療に向き合えるようにサポートをする必要があります。第二に、保護者のストレスの軽減です。コロナ禍で24時間面会ができなくなった関係で、寝かしつけの様子や保護者がいない時の過ごし方をしっかりとお伝えするようにしています。保護者が来院した際に「子どもが笑顔で過ごしていると安心する」と言っていただいたこともあります。子どもだけでなく、保護者も抱えている想いがありますので、寄り添っていけたらと思っています。
退院する際に「退院したくない」と言ってくれる子もいますし、保護者から感謝の言葉をいただくこともあります。子どもたちも保護者も笑って退院していく姿を見ると、「良かったな」と心から嬉しくなります。
医師・看護師と病棟保育士、同じ場所で仕事をしますが立場の違いから同じことでも見え方が違うことがあります。病棟保育士は“保育のプロ”として、子どもたちに何ができるのかということを的確に発信する必要がありますし、子どもたち・保護者との会話をこれからも大切にしていきたいです。

○アンフィニの運営で良いなと思うこと


病院側との連携を密に取ろうとしてくれます。保育士一人ひとりの疑問を解決しようとしてくれますし、話を聞いてくれます。インシデントや会議の共有、保育士だけでは解決できないことも間に入ってくれ、円滑に回るよう尽力してくれていると思います。


強い意志でお仕事についてお話しいただきました

__「やり方はひとつではない」


○今後の目標


全員の子どもたちと保護者が笑顔で退院できるように、少しでもストレスを減らし過ごしてもらえるようにサポートしていきたいです。
その為の努力は、病棟保育士として必要不可欠であると思っています。私自身も順応していくのに半年ほどかかったように思います。勤務する上でリスクやヒヤリハットも多いですし、子どもたちの抱えているストレスもそれぞれあります。日々色々なことが起きますが、クリアしていくには経験が必要です。それゆえ、最初は大変だと思います。しかしそれが病棟保育士としてのやりがいなのだと思います。私が日々感じているのは、“やり方はひとつではない”ということです。
今では休み明けに出勤すると「2回お休みしたでしょ」とか、久しぶりに入院する子の入院初日にたまたま休みだったりすると「なんでいないの」とか、子どもたちからいろいろな指摘を受けます(笑)休みの前日には「明日お休みします」と担当の子どもたちにお伝えして回っています(笑)
自分自身も強くなり、知識・経験を増やしていきながら、“病棟保育士だからできること”をこれからも追及していきたいと考えています。

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いかがでしたでしょうか?
子どもたち・保護者の心に届け!と日々奮闘している職員たちは、とても素晴らしいと思います。

今日もご覧いただき、ありがとうございました✨

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