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#1私と母の戦闘日記

私は、2017年の春、大学院に進学した。大学も大学院も実家を離れ、一人暮らしをし、親から離れてもうすぐ6年目になろうとしている。


私の家は、両親と弟の4人家族だ。小さい頃から習い事や、中高一貫の私立に通い、たくさんの協力を家族にしてもらいながら、自由にやりたいように、幼少期から高校まで過ごした。

我が家の教訓は、教育にお金を注ぐこと。モノを残してあげることができないから、教育や目に見えないものにお金を注ぐのだと、言われながら育ってきた。

私は”私なりに”その言葉を受け止め、目に見えない何かを必死に学んで過ごした。


大学生になり、親元を離れ、様々な価値観があることを知った。アルバイトもし、部活もしながら楽しく過ごしていた。

そして大学3年の冬、大学院に進学することを母に伝えた。少しの反対はあったものの、強引に押し切り、私は大学院生となった。ただ、修士課程だけの大学院ではなく、博士課程まで進める大学院に進学した。

『一貫のところなんでしょ?博士まで進むのよね?』

「進むことはできるよ。まだ、進むかわからないけど、、、、」

そんな曖昧な返事をしながら、薄々感じていた。私が博士まで行くと思い込んでいるであろう母の姿は安易に想像できた。その思い込みに危機感を持ちつつも、見ないふりをして、私は2017年の冬までを過ごしたのだ。


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