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多文化共生

私は、環境に恵まれています。ベトナム・中国・フィリピン・インドネシア・NZといった東南アジアを中心とした留学生が多くいます。


英語以外の言語を身に付けたいと思い、少しずつ独学で勉強しています。最近は、ベトナム語と中国語で基本的な自己紹介をできるようになりました。特に発音が良いと褒められることが多いです。留学生に「日本語は難しい?」と聞くと大半の人が、難しいと言います。日本人からしたら、当たり前になっていることが他の国の人々から見たら当たり前ではないことを実感しました。


ここから本題です。
多文化共生という言葉を聞いたことありますか?
多文化共生とは、複数の文化がそれぞれの形を維持したまま互いを理解し侵すことのない文化のことです。

類義語として、多文化社会という言葉もあります。多文化社会とは、色んな文化が混ざり合って今までとは違う新しい文化ができあがる社会のことです。

似たような言葉ですが、意味が全然違います。私は多文化共生の先に、多文化社会があると考えています。お互いの文化を知った上で、関わっていくことがより良い社会になると思います。関わっていく中で、争いが起こるのは仕方ない理由の場合もありますが、お互いを知るという部分が足りていないのではないかと考えています。
知ったことが事実かどうかは本人に確かめないと分かりませんが、そういった努力をする過程で相手を知ることになっています。
知ろうとする姿勢が大切だということです。

社会的イメージやうわさ話は、事実ではなく周りの人々が作った虚像です。(正確な場合もあり)
そういったことだけで、関わりをやめたり避けたりしないで欲しいです。いざ関わってみると意見が合うことがあるかもしれません。
私の周りには留学生と関わろうとしない日本人学生が多くいます。理由を聞くと若干、下に見ている傾向があります。留学生は日本という国が良いと思って来ていています。日本人は、リスペクトし、歓迎するべきと思います。
周りの意見で関わりをやめている人がいたら、まずは知ることから初めて欲しいです。

一部の知識と偏見を持ってしまうと、考えに偏りが出て正しい判断を見誤ります。
大人になるに連れて、適切な判断をしていかなければいけない場面が多くあると感じています。お互いを知るという経験はどこに行っても役立つのでは。

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