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小学校受験は家庭を見る

お子さんが受験をするのですが、実はご家庭を見られているのです。

これは絵画工作、行動観察、生活巧緻性においても親御さんにお伝えすることです。
どんなにお教室でその時に指導しても、実際にお子様がお試験に合格するに足る何かを発揮できるのは、家庭の力です。

まずよくあるのが、家ではできているんですがねー。
家でできていても、本番のお試験でできなければ、それは家庭力が発揮されなかったということになります。

お教室任せでは、とても合格を頂けるようなところまでいかないのが小学校受験です。

真っ新で産まれ来た赤ん坊が、立って歩いて、言葉を話し、1人でお手洗いけるようになり、食事ができるようになるまで、子育て真っ只中のご家庭はよくお分かりでしょうが、何度も繰り返しお世話をして教えてあげる作業の積み重ねです。

こんなお話しがあります。
沢山兄弟姉妹がいるとどんどん良い意味で手抜きになるお母様が、ある時、物心ついたお嬢様がテーブルの下に落としてしまったものを急いでいるあまり、足で引き寄せてしまった。
それをみていたお嬢様がそれを真似ようと、足で物をとろうとしたのを見て、子供は良いも悪いも全て見ていて、同じようにするのだなと。
やはり親は子の模範であれと言うことです。

そして、この産まれてから就学前までの幼児期がどれほど可能性を秘めているか。
またその反面しっかりと幼児期に家庭教育から人として生きる基盤を育めるかが、小学校受験は勿論、一生の生き方を左右するかと言うことです。

以前にお話しをした挨拶をはじめ、ご家庭の中で行われていることが、外でも当たり前のように行なう素行や教養として現れることになります。

どんな経験をさせているのか。
家でおやすみの日はご家族で何をしているのか。
絵画の課題で、楽しかった経験を描くと言うテーマが毎年何からの形で内包されています。
家族で朝ごはんを食べている絵。

いかがでしょうか。

好き嫌いをするので、いつも菓子パンなら。
朝はみんな忙しいので、1人でコーンフレークになってしまう。

お教室で忙しいのでおやすみの日ぐらい、
ゆっくりお家で1人遊び。

鮮烈な楽しい経験があれば、お題に関係なく、その経験を絵にしようとするのではないでしょうか。
どんなにお教室の受験絵画で練習させても家庭教育が透けて見える課題なので、家庭での豊かな経験や教育が土台になければ、ひかることは難しいのではないでしょうか。

生活巧緻性でも、普段どれだけお家でお手伝いや自分のことを進んでやりたいという気持ちがあるかないかでお試験でスムーズにいつも機転を効かせて行うことは至難の業です。
案外台拭き、絞り、箸移し、お着替え、整理などはこれまたお家が見える課題です。

合格されたご家庭をみると、やはり家庭の中でしっかりとお話しができて、家族一人一人がお互いと関わることを良しとして、家族で過ごす時間を大切にされて、子供が自分でやれることに労を惜しまない教育を実践されていらっしゃるご家庭であります。

家庭教育の難しいさ、大切さに寄り添えるのは家庭教師の強みです。

4月からの体験、ご相談はHP、インスタ、blog、お電話からお気軽にご連絡ください。⬇️
angelatlier/アンジェラトリエ/天使工房

https://angelatier001.wixsite.com/angeletolier


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