小学校受験でどうしてもやっておきたいのはペーパーです。
ノンペーパー校を受けるにも、ペーパーは必ずやっていただきたいと思っています。
これは『後悔しないお受験』には欠かせないものだと思っています。
行きたい学校はノンペーパーなので。
志望校以外は受けません。
共学だけ。
女子校だけ。

ご家庭ごとに志望校選びは本当に重要です。
志望校選びは合格への一番大切な鍵と言っても過言ではありません。
しかし現実問題として、年少、年中、年長とお子様の成長に応じて志望校も変わってくるのが常です。

何故ペーパーに必ず取り組んでいただきたいかというと、ペーパーをやることで、志望校の幅が広がります。
成長に応じて変わる志望校に応じてお子様と過ごしす大切な時間を後悔しないために。

小学校の受験のペーパーというのは1年生、2年生になればだれもができるようになる問題を前倒しにしているのですが、自身の経験上、幼児期にこれだけの取り組みをしたことは決して無駄にならないと思うからです。

小、中、高と進む上で幼児期に取り組んだ大変だけれど、決して無駄にならない、ペーパーへの取り組み。

難関校レベルのペーパーは内容的にも大人でさえ難しい問題もあります。

しかし基本的に理解が必要なことは、小さなお子様には難しいことかもしれませんが、これを理解し、問題に正解できるようになることは、これから先に広がる『学び』に繋がる基礎になることばかりです。

そこでまずやっていただきたいのは
合わせて10になる数です。

10までの数の合成と分解

1＋9  2＋8  3+7  4＋6  5+5

この５つのパターンの裏表

これを頭の中で指を使わずにできるように、まずは
年少さんでは、お家の中でお菓子やおもちゃなどで数を意識してみてください。
お菓子を1個、2個、3個…と数えて10個まで。そして半分の5個ずつに分けてあげるなど、生活に密着させて10まで数えられる。
分けられる。

年中になれば5パターンの数で1と幾つで10？、2と幾つで10？と質問して1と９、9と1裏表ですぐに答えられるように工夫してみてください。

年長では
発問を聞きながら頭の中で合わせたり取ったりできるようになることが全てのペーパーや巧緻性の合格レベルへの鍵となります。

あきこさんはお母さんから折り紙を１０枚もらいました。
あきこさんは鶴を3羽おりました。
折り紙はあと何枚残っていますか。

ここまでくると合わせる-合成-ではなく取る-分解-になります。
この問題を聞きながら、指を折るのではなく頭の中で合成、分解を行い解答できることが必要になります。

文章の問題では、『2個ずつ』のこの ずつ を理解するのにも具体物を使って何度もやらなければ定着しない場合もあります。

これらは進学するにつれて差がでる算数から数学に以降してもずっとつきまとう、できるかできないかの分かれ道ともいえる、数字への感覚を養うものです。
今苦手意識なく合わせたり、とったりを頭の中でできるようになることは、これから先の学びにとってとても素晴らしい資質を養うことになります。
公文なども良いと思いますが、小学校受験のペーパーの内容はある意味とてもよくできています。
これに取り組んだということはこらから先の学びの礎として、やったかやらなかったかでは大変差が出ることだと確信しています。

大人にとっては息をすうようにできることでも算数として一年生で習うことを前倒しでやる幼児期のお子様には大変難しいことでもあります。
ペーパーへのソフトランディングさせるノウハウも、経験豊かなアンジュラトリエの家庭教師にお任せください。

10までの数の合成と分解だけではなく
2が4回で8、5回で10、6回で12
3が3回で9、4回で12
5が3回で15
難関校のペーパーでは計数は勿論、さまざまなペーパーでこの20までの数までスムーズにできるようになることが要求されます。

図形や推理、言語、常識など本当に多岐に渡るペーパーの問題をスラスラこなすようになるには、地道な繰り返しのお勉強の時間が必要となります。
しかしその経験はたとえどんな結果がでても、決して無駄になるものではありません。

お試験にチャレンジしたことを後悔しない為にも是非ペーパーは難関校レベルまでコンプリートして頂きたいと思います。

テクニックが必要になる問題もたくさんあります。
どんなにお教室でノウハウを学んできても、それぞれ苦手な分野がでてきます。
お母様、お父様と取り組んでスムーズに理解できればそれが一番ですが、家庭教師は苦手な問題への様々なアプローチをご提案し、得意な問題へと変えるノウハウも持ち合わせております。

お受験で取り組んでいただきたいことでまずはペーパーの導入部分をお伝えしました。
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