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非認知能力と小学校受験Part3

非認知能力について

Part1、2と小学校受験と非認知能力の関係性についてお伝えしました。
最後は小学校受験の取り組みがどのように非認知能力を発達させるのかについてお話ししたいと思います。

Part 1、2でもお話しさせていただきましたが、非認知能力というのは数字や計算、書き取りなどIQで測れる認知能力とちがう、内面の力のことです。

非認知的能力とは、例えば、決めた目標に向かって頑張る力、自分以外の人とうまく関わる力、感情をコントロールする力などです。

では小学校受験の取り組みが、どのように、この非認知能力をど発達させることになるのでしょうか。

小学校受験といえば
ペーパー、行動観察、巧緻性、体操、絵画工作などをかなり高度な目標を掲げ、幼児期に習熟するには難しいことをカッコよく、スマートにできるところまで頑張ることになります。
さてでは、この中で、やらなかったらよかったということがあるでしょうか。

どれも非認知能力を高めてくれる幼児期にチャレンジするべき、課題ばかりです。

まずはペーパーです。

これは認知能力じゃないかと言われる方が殆どだと思います。
しかしながら、小学校受験のペーパーというのは、これまで本能の赴くまま、嫌なことは泣いて回避、自分のしたいことをうまくできれば褒められるという、嫌なことに向き合う必要のない幼児期のお子様達に取って、脳のキャパシティーを超えて、集中力や忍耐力を鍛えないと正解に辿りつかない問題ばかりです。
小学校受験のペーパー自体は点数のつく数字で表されるものですが、幼児期のお子様が取り組むということは、自分をまずコントロールすることに立ち向かうことになります。
すなわち感情をコントロールしなくては、とても長い時間集中して正解をだすことはできません。すなわちペーパーに取り組む前に必要なことは非認知能力の発達に良いということになります。

そして行動観察。
まさに自分以外のお友達と一緒に目標達成に向けて協力し、問題を解決したり、何か作り上げるというのは非認知能力を発揮する課題そのものであります。

体操も先生の指示を聞いて、サーキットを身体を使って、早く、正確にやり切るという決めたルールを守って目標を達成する非認知能力を使う課題であります。

そして絵画工作も発問の意図を聞き取り、経験と手先の巧緻性も発想で、光る作品を作り出し、その作品についてしっかり言葉で説明もできるという、まさに非認知能力を発揮する課題です。

非認知能力は

自制心(自分の意思で感情や欲望をコントロールすることができる力)を問う項目

自己効力感(自分はそれが実行できるという期待や自信)を問う項目

勤勉性(やるべきことをきちんとやることができる力)を問う項目

やり抜く力(自分の目標に向かって粘り強く情熱をもって 成し遂げられる力)を問う項目

子どもの教育に国が公共政策としてお金を使うなら、就学前の乳幼児期がとても効果的だということ。
もうひとつは、幼少期に非認知的な能力を身につけておくことが、大人になってからの幸せや経済的な安定につながるということです。
幼児期に小学校受験に取り組むことは合否に関係なく、幼児教育が一番有効とされる非認知能力の発達を促し、その後の人生を豊かにすることがわかっています。

大切なお子様の未来を豊かにする非認知能力

幼児期に行うことこそが一番有効であることがわかっています。
小学校受験はお子様の未来を豊かにする幼児教育の一つの形であるということを知り、正しく取り組むことが大切だと思います。

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