今年の振り返り
早いもので2023年もあと数日で終わるらしい。
今年は去年と比べて常に何かに追われる日々を過ごしていた。
1月は年明け早々コロナにかかり中間発表も倒れかけながら行った。
2月からは学会で発表した原稿の論文化に勤しんだ。これが5月末提出だったため、学振の提出とも被ってしまった。そのせいでほぼ同時進行でやる羽目になってしまった。
マルチタスクが壊滅的にできない私は毎日倒れかけていた。
両方なんとか提出し終えた時、「倒れてどっちも出せんやろうなと思ってた」と言われたくらい、倒れかけていた。
傾き加減で言えばピサの斜塔なんかは軽く超え、全盛期のマイケルジャクソン並みに倒れかけていた。
ちなみに空耳アワー愛好者にしか分からないと思うが、私は実家を捨てた巫女とおじさんが宿直するのがすきだ。
そういえば、論文提出前にあまりにも忙しく当時付き合っていたパートナーに「私と研究のどっちが大事なの」と言われてしまった。
今思えばそれは研究に決まっていたのだ。
すまない元パートナーよ。私とはこういう人なのだ。
そんなこんなで今年の前半はずっと論文に精を出していた。
夏に入ると、論文の査読結果が戻ってきた。修正して掲載可とのことだったので、その修正をドイツでした。
そう。今年の夏私はドイツにいた。
最高の夏だった。
毎日ヴィーガン食を食べ健康的な生活を送った。
毎日みんなでビールを飲んだ。
そして私は論文を書いた。
ビールを飲みながら書く論文、それはアンハサウェイがコーヒーを飲みながら雑誌を読む感覚に近い。
とても高揚感が味わえるのだ。
オーストリアの湖を見ながら論文を書く経験なんてもうすることはないだろう。
そんなこんなで私はドイツに滞在しながらもほぼ毎日論文に勤しみ、なんとか提出した。
9月10月はあまり覚えていないが、この辺りは修論に向けて少しずつ文章を書いて形はほぼ完成させていた時期だった気がする。
我ながらスケジュール管理が上手いなと思う。
修論提出2ヶ月前に形ができているなんて。
とても素晴らしい。やはり私はプラダを着た悪魔のアンハサウェイと同じくらい、できるやつなのかもしれない。
そんなわけで11月は修論に追われ、12月は毎週のようにやってくる学校行事をこなし、無事にワークショップでの発表も終えた。
そんなこんなでこの1年無事に完走間近である。
アースマラソン走った間寛平も驚くタフな1年であったことに間違いはない。
何より去年と比較して、追い詰められても倒れにくくなった私の体と精神力に国民栄誉賞を授けたいくらいである。
今年は本当に駆け抜けた。
駆け抜けたと同時に髪が抜けた一年でもあった。
来年は年明け早々修論提出、修論発表、博士課程後期入院試験、学会発表などなど、イベント盛りだくさんである。
さあどうなることやら。
最後に今年のヨーロッパ旅行の写真を貼って終わりたいと思う。
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