[young’s World Now 0016]

どのモバイルチップが世界を制覇するのか？

専門知識が足りない
好事家たちによって
世の中が混乱している。

まず、TSMCの3ナノ技術で量産された
アップルのA17 Pro Chipを使った
最新のiPhone 15 Proシリーズの発熱問題に
好事家たちはTSMCのプロセスに問題があり
発生した問題と報告
このことで、サムスンが
今後有利な地位を占有するだろうと
騒ぎ立てた。

これに直ちにアップルはソフトウェアのバグによる
問題で解決可能だと発表し
今日iOS 17.0.3を緊急に配布し始めた。

今回はサムスンが好事家たちの口火を切った。
数日前に
グーグルがピクセル8を発表し
サムスンが生産したG3チップを搭載した。
これには4ナノプロセスが使われたが
その性能水準がクアルコムの昨年のチップレベルだと言って
TSMCで生産すべきだったと
また騒ぐ。

何ナノの工程を使うかは
そのチップが設計された状況によって決定され、
性能には大きく左右されないようだ。

その例として
今回、中国のハウェイは
7ナノプロセスで製作された
キリンチップを作り、彼らの最新スマホに
搭載したが、そのレベルがアップルの
最新携帯電話に匹敵すると
専門家は言う。

では、最新スマホの仕様を
発売日基準で見ると下記の通りだ。

韓国サムスンギャラクシーS23 Ultra
2023年2月17日発売
米国クアルコムSnapdragon 8 Gen 2 (4 nm)
Chipmaker: 台湾 TSMC

中国 Oppo Find X6 Pro
2023年3月24日発売
米国 Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (4 nm)
チップメーカー: 台湾 TSMC

中国 Huawei Mate 60 Pro
2023年8月29日発売
中国 Huawei Kirin 9000s (7 nm)
チップメーカー：中国 SMIC

米国 Apple iPhone 15 Pro
2023年9月22日発売
米国 Apple A17 Pro Chip (3 nm)
Chipmaker: 台湾 TSMC

米国 Google Pixel 8 Pro
2023年10月12日発売
米国 Google Tensor G3 (4 nm)
Chipmaker: 韓国 Samsung

一見すると
ハイエンド機種のAP生産で
ファウンドリ事業者としての
サムスンが優位に立っていないことが分かる。

サムスンは今回、自社の
Exynos 2400を公開しましたが
このシリーズを
継続的に開発していくことを期待したい。

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by young v. 3.1.5
10/06/2023