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狂気のヒデ曲・BUCK-TICK

先日「狂気への憧れ」という記事を書いたのですが、今日は愛してやまないBUCK-TICKの狂気について。

BUCK-TICKの楽曲は
1 作詞・作曲:今井 寿
2 作詞:櫻井敦司、作曲:今井 寿
3 作詞:櫻井敦司、作曲:星野英彦 
ほぼこの3人の組み合わせで作られています。
割合的には、アルバム1枚にヒデ曲が3曲くらい入る感じ。

で、私にとって狂気といえば圧倒的に
作詞:櫻井敦司、作曲:星野英彦の組み合わせです。

星野英彦=美メロメーカー。やさしさ自然体、シンプリィライフ。
穏やかで優しくて人畜無害(ってなんか失礼だな)。
・・・そんなイメージがガラガラと崩壊したのが「CREAM SODA」でした。「狂いソーダ」から始まるぶっ飛んだ歌詞に耳を疑ったのはもちろんのこと、ライブであっちゃんがぴょんぴょん飛び跳ねながら歌う映像を初めてみた時の衝撃といったら!!!いやぁ、あれはすごい破壊力でした。
「CREAM SODA」から「狂いソーダ」を連想するあっちゃんのセンスもかなり狂っておりますね。

ヒデ曲のタイトルは宗教絡みのものが多かったり、魔女っぽかったり。歌詞も妖艶でダーク、耽美な印象のものが多めです。
ちょいちょいぶっこまれるぶっ飛んだ曲では、あっちゃんの歌詞もタガが外れたように振り切れていて、何かがぶっ壊れてるみたいだな、でもとても楽しそうだな、と思ったりします。そしてそんな曲を聴いているうちに、自分も理性が吹っ飛んでしまうのです。

そう。ヒデ曲には人を狂わせて、あっちゃんの狂気を引き出す魔力があるのです。

星野英彦の優しそうな微笑みと、一癖ありそうな底知れなさ。
そして美メロとイカレタ曲のギャップ。
そこで引き出されるあっちゃんのたくさんの顔。
それがなんともクセになるのです。

ぱっと思いついた狂気のヒデ曲リスト。


ちなみにあっちゃんの狂気がダダ漏れていて大好きなのは「無題」。
こちらは今井さん曲ですが、ライブで観る度にあっちゃんが進化していて、その気迫に呼吸を忘れて放心状態になるほどのめり込んでしまいます。


狂ったヒデ曲ばかりじゃアレ(どれ)なんで、美メロ、イントロから泣ける正統派ヒデ曲もどうぞ。
歌詞も美しくて切なくて刹那的。
この世界を演じるあっちゃんがまた美しくてうっとりするのですよ。

来週に迫った横浜アリーナの2days。
どんな曲を聴けるのか、どんな世界に連れ去られてしまうのか。
今からとても楽しみです。

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