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葭始生の頃の参拝[夜見神社]

美保さんを参拝に出かける時、髭くんに「美保神社?美保神社にいくの?夜見神社じゃなくて美保神社なの?」と何度も確認してされました。そんなに念押しされるのであれば、ゆうても午前6時半にもなっていな時間帯でしたので帰りに参拝することにしました。

鳥居を潜って境内に入ると今までこんなのあったかしら??な謎の物体がありました。長らく絶えていた「マイタマイタ行事」という神事を2002年に公民館主体で復活させたそうです。その時に使用した大蛇のようです。COVID-19流行中に神事を復活させるというのが、人の神様に対する想いを感じました。

夜見さんの御祭神は素戔嗚尊です。末社には蛭子命がお祭りされています。出雲大社さんは国譲りをした大国主命を見張るように背後に素戔嗚尊を御祭りしたお社があります。夜見さんは、その素戔嗚尊さんを見つめるように蛭子命が末社に祭られている不思議さよ。

マイタマイタ行事で使われた大蛇
大蛇と拝殿
本殿はやっぱり出雲式
地域内で、この様式以外をみると
違和感しかないです。
多分末社
蛭子命ってことは、コトシロヌシ様ってことです。
謎のお社
右は御キツネさん
社務所

なんと、社務所には学問の神・菅原道真と薬師で琵琶の名手・蟬丸法師が祀られており、合格祈願・病気平癒のお参りが多いとのこと。

参道に社務所があり、なんでこんな風になっているのだろうと不思議には思っていたのですが、このnoteを書くに辺り御祭神を調べたらそう書かれていたので、びっくりです。

そして、後で知ったのですが、湯立ての松なるものもあり、かつて疫病が流行した時その松の下でお湯を沸かして祈祷をしたのだそうです。今でもこの風習は続いており、毎年11月に行われているそうです。

こちらも早朝ということもあり、静かに参拝することが出来ました。参拝後が6時半を過ぎた頃でしたので、町内のお散歩TEAMが動き出していました。笑

【おまけ】


境内にこちら咲いていました
そして、参道にはこちら

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