見出し画像

コロナ禍を経て感じる音楽業界


何を言われても疑わないで着いていく。

そう断言するのは盲信であって良くないことだと分かっていても言い切ってしまうバンドマンが2人いる。SiMのMAHとロットンのNOBUYAである。2人の考えはコロナ禍、どんなに状況が苦しい時であっても変わることはなかった。主催者の意思に従う。主催者に疑問を持った時は自分の良心に従う。その状況の中で最高のパフォーマンスができないのでは意味がない。というスタンス。

もちろん、人によっていろんな考え方があって当然だと思う。私は、ワンオクがサマソニに出演した際にコロナ禍とは思えない煽り方をしてこれがロックとか言ってることには、ん?って思ったし、ENTHが規制とか関係なしにやってて正直ありえないって思った。SiMとかロットンとか我慢してるバンドたちの想いを踏み躙ってるんじゃないかって。でもそれもあくまで私の主観。規制された状況に先導切ってるのがかっこいいって考える人がいるのも分かる。ワンオクもENTHも、彼らの鳴らす音楽が好きだから、考え方の違いで離れることはなかった。今でも大好きなバンドである。

コロナ論争に正解はない。現時点情勢は緩和しつつある。そんな今だからこそ、もう一度立ち止まって考えてみてほしい。自分の考えを他人に押し付けていないか。
私は分からなくなった時、SiMとロットンのライブに行く。良い方向へと導いてくれるから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?