「血液1滴」のガン検診スタート?  来年2,020年から


 東レが開発に成功した「血液1滴から様々ながんを発見する検査キット」が厚生省の認可が得られれば、来年2,020年から、一部の健康診断施設で一般診療開始の可能性も。

 これは、ガン特有の放出物質「マイクロRNA(リボ核酸)」を検査キットで調べることで、ガンの種類や発生臓器などの情報を得るもの。
 「マイクロRNA(リボ核酸)」は2,600種類もあり、それらを遺伝子解析チップで素早く判定。
 ガン(早期ガン~末期ガン)の有無の検出精度は95%とほぼパーフェクト。


 米国ですでに実用化された別の遺伝子解析技術「リキッドバイオプシー」では、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究者たちのリキッドバイオプシーの成果は、
 全体として見た検出率は、
■ステージⅠ  では約43%
■ステージⅡ以降では約75%

 また、別の血液検査方法としては「腫瘍マーカー法」が広く普及していますが、検出精度がかなり悪く(汗)、ガンの有無の検出には不向き?

 米国の「リキッドバイオプシー」と東レの「マイクロRNA(リボ核酸)」検査キット法を比較すると
採血量
 10ml以上 「リキッドバイオプシー
 50マイクロl  「マイクロRNA(リボ核酸)
 東レの手法は血液1滴で1/200の採血量
この差は圧倒的ですね。

ガン全体の検出精度
 43~75% 「リキッドバイオプシー
 95%  「マイクロRNA(リボ核酸)
この差も圧倒的です。

 日本での検診への適用は、東レの「マイクロRNA(リボ核酸)」検査キット法にほぼ確定かもですね。
 国立がん研究センターなどとの大規模な5年間の臨床治験も完了し、来年2,020年からの検診現場での適用が期待大ですね。



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