寿命が20年延長!!「1日8円」の"メトホルミン"

 老衰した"アオサギ"を宇田川の河口で、最後の数日間を看取ったことがあります。体重は吹けば飛びそうに軽くて(汗)


 世界で「メトホルミン」が寿命を大幅にのばし、糖尿病やガン、アルツハイマーに効果的と、脚光を浴びてますね。

 安価(1日8円)な糖尿病治療薬の「メトホルミン」が、マウス投与実験では、寿命が40%も増加。これは、人間換算では「20年の寿命延長」効果とか。
 糖尿病患者でメトホルミン服用者は、別の薬の服用者より「8年長生き」という結果に世界がガクゼン。

 メトホルミンは細胞内の酸素分子をわずかに増やし、細胞を活性化。増やし過ぎると老化がはじまるので、絶妙なメトホルミンの効果ですね。

 米国食品医薬局(FDA)が、世界初となるアンチエイジング薬の臨床試験を許可。そのため、大規模なメトホルミンの長寿効果の検証実験が2016年初頭から開始されました。

 米国の政府機関も、糖尿病には、副作用の多い新薬より「メトホルミン」の使用を優先するようにと指針を示しました。
 ただ、日本は過去の薬害のウワサ(「乳酸アシドーシス」という副作用)で本格採用には批判的(薬会社や病院の利益が減少?)で、日本での糖尿病施薬は、副作用のある新薬や太るSU剤が主流ですね。米国でも、4割の病院でメトホルミンを施薬せず、新薬で10倍の薬代金を支払わされてるとか(汗)。

  今更ですが、「高齢者の70%以上が、寝たきりになる前に早く死にたい」という日本で、さて、20年も寿命が延びて喜ぶ人はいるのかな~と(汗)




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