見出し画像

ブルーオーシャンを探して

お絵描き・動画・写真・文章・工作…などなど、なにかしらの創作活動、発信活動をしているということは、少しでも多くの人にみてもらいたいという欲が少なからずあると思います。

あからさまに態度に出すことはありませんが、もちろん僕もそうした欲を持っています。

画像1

ありがたいことに何日か前に投稿した写真は結構伸びて、約12万人の方にみてもらえました。

僕は写真を中心に発信をしているのですが、少しでも多くの人にみてもらえるように工夫していること、考えがあるので今回は少しだけそのお話し。

ブルーオーシャンを探して

ブルーオーシャンという言葉は知っていますでしょうか?競争相手がいない、もしくは少ない市場のことです。対義語はレッドオーシャン、競争相手が多く厳しい市場のことです。

これは2年前の写真。この投稿がきっかけでTwitterのフォロワー数が200ほどだったのが一気に500人を超えました。(今は3,200人くらい)

この写真は、「おびつろいど」といって、11㎝のドールボディにねんどろいどというフィギュアを組み合わせて生まれた小さな女の子を撮影したもの。おびつろいどはそれ以前にも愛好家がいたとは思いますが、当時「ラブライブ!」というアニメコンテンツのファン界隈でこういった趣味をされている方がほとんどいませんでした。そういったこともあってどんな写真を投稿してもたくさんの人にみてもらえて注目されました。当時はかなりのブルーオーシャンだったと思います。

しばらく時が流れ、同じように「おびつろいど」の写真を撮る人が増えました。類似のものでボディのサイズ違いのキューポッシュやねんどろいどどーるもあります。注目があるということは、興味が出て始める人が増えるのは当然のこと、今はちょっとしたブーム(気のせいかも)にもなってTwitterではたくさん写真があふれるようになりました。初めのころは少数の仲間内で楽しんでいたけど今は知らない方もたくさんいます。

たくさんの写真であふれるということは、注目も分散されます。珍しくなくなるので多くの人にみてもらえなくなります。いわゆるレッドオーシャン化した状態です。投稿があまり伸びなくなります。

そこで僕がとっている行動は、まだ誰もやったことがないことを探すこと。やってる人がいたとしても少数でまだ盛り上がっていない領域、めんどくさかったり難しかったりで誰もやりたがらない領域でもいいです。例えばこのコマ撮りムービー。

コマ撮りは撮影も編集も大変です。この2秒のムービーで75カットほど使っています。このちょっとしたムービーで相当な苦労があるから、コマ撮りのプロの方を本当に尊敬しています…!

コマ撮りは大変というイメージで周知なので周りではあまりやっている人がいません。なのでこの動画はたくさんの人にみてもらえました。

また最近はコマ撮りをしていませんが、違った新しいことをしています。

合成写真です。外で撮影してきた風景写真に自宅で撮影した小さな女の子たちを合成して自然に見えるように編集しています。始めた当初はコロナ禍で外に出られなかったのでフリーの風景素材も活用しました。合成写真では、外でのポートレート撮影ではできない表現ができます。

この合成写真は、簡単そうにみえて大変です。上の写真は丸1日ぐらいはかかりました(今ならもうちょっと早くできるかも)

単純に切り抜きして貼るだけならすぐ終わるけど、それだけなら不自然。背景に合わせて彩度やコントラストを調整して、影もいれて…と工程はいくつもあります。

地道で作業が大変というのと、編集技術もそれなりに必要であまりやるひとがいないのでこれも注目されます。

これがいわゆるブルーオーシャンを探すということです。レッドオーシャンの中にもまだ青い部分はあります。それを探して日々泳ぎ回っています。青い部分を見つけるとしばらくそこで活動して注目してもらいます。するとだんだん赤く染まってくるので次の青い部分を探しに行きます。



先日に誕生日を迎えて、新しい年齢では「アート写真」をテーマにしています。より高度な編集技法を使って、より芸術的な写真を生もうと考えています。

いままでできなかったことに挑戦すると、スキルアップにつながります。それが何であれ人生においては大きな糧です。

これからも独自のスタイルを貫いて、注目される魅力的なクリエイターでありたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?