スペイン犬業界事情 「調教」→「しつけ」→今はなんていう?
今日は溜まりに溜まっている
犬学の動画を3本視聴。
今週はNoteへの移行にけっこうな時間と膨大な情熱をかけていたので
自分の学びにあまり時間が取れなかったから。
でもおかげさまで、もう一つの記事も
山門文治さんの「今、このnoterが面白い」選考担当
のマガジンに追加していただくことができました。
今回も動画入りの記事ですね。
Noteに来てよかった〜!
深く感謝申し上げます。
それにしても、Noteではどうやって皆さん
見つけてくださっているのでしょう。
今のところ全記事で576ビュー、ということは、
のべ500人を超える方の無意識にぽたりぽたりと
犬育てマインドが沁み入っているということ。
皆さん、一度読んだものは潜在意識からは消えませんからね!
今は犬との接点がない方であっても、
何かしら必要なときに、ふんわりと
「どっかで誰かがこんなこと言ってたな」
と、無意識が探し出してくれます。
それこそ、おすすめに上がってくるかのように。
さてさて、
冒頭の犬学のうち1本は、若いスペイン人夫婦が運営している
犬育てのコミュニティのもの。
メンバーは、スペインと中南米から300人以上。
一通りの講義カリキュラムに加えて、
毎月、ZOOMでのQ&Aライブやビデオ分析会があり、
Discordを使ったフォーラムも盛ん。
Zoomでマキはどう思う?なんて聞かれて
拙いスペイン語で話しても、ちゃんと中身を吟味してくれる
大好きなコミュニティです。
スペインにはその2人だけでなく、他にも新進気鋭の
ドッグスペシャリストたちがたくさんいますが
彼らの話を聞いていてまず感じることがあります。
それは、使う言葉のアップデートです。
もちろん、メソッドやテクニックにおいても、
最新の心理学&生物学的研究からの科学的根拠を
重要視する、というスタンスも共通しているのですが
それらが目指す方向が
「動物への理解」や「倫理的配慮」であることが
美しい世界に向かっていっていると、信じさせてくれます。
その象徴が、言葉なんです。
これからいくつかをご紹介していきたいと思っていますが、
今日はこちら。
"Educación canina"
英訳するとケイナインエデュケーション、ドッグエデュケーションですね。
いままでは、犬に教えることは
adiestrar、つまり「調教」「訓練」でした。
Educaciónを日本語にすると「しつけ」という訳も出てくるのですが、
それもちょっと違うニュアンス。
訓練やしつけは、罰や叱ることとセットになったイメージがあります。
私がしっくり来る日本語は、教育の「育」を使った
"犬育て"
なんです。
子育てと同じように、愛情が一番先に来て、
犬自身や家族が困ること、他の人の迷惑になることは、
修正、調整しましょう、というメッセージを込めて。
あ、ちなみに私は英語がほとんどできないので、
英文の記事なんかはすぐ翻訳機能を使ってしまうのですが、
英語圏でも同じようなムーブのはずです。
そして日本でも、「調教」や「訓練」を
家庭犬に使うところはもう少なくなっているように思います。
「しつけ」がちょうど賛否分かれる感じでしょうか。
とはいえ、しつけや訓練という言葉を使っている人を
糾弾するつもりはさらさらありません。
言葉狩りはキライです。
私もポロっと、昔から使っている言葉が先に出たりとか、
配慮に欠けた言葉を無意識に使っていることも多いです。
ただ、意図的に言葉を変えることで、
自分の意識(内面)に変化を起こせることも事実。
自分の思いに一番近い言葉を選ぶことは、
社会への投げかけになります。
そうやって時代がアップデートしていく。
犬や動物に関しては、
今現在、ヨーロッパは少し進んでいるなと感じます。
このシリーズが、日本の時計の針を少しだけ早める一助になれば。
(シリーズ化する気満々かよwww)
これからも、ヒプノセラピーや潜在意識、犬の心理を駆使して
「愛犬から世界一のママと呼ばれる」飼い主さんマインド
を作っていく方法をお伝えしていきますね。
ヒプノセッション、瞑想会イベントなどはこちらから↓
#愛犬 から世界一のママと呼ばれるマインドセット
#ヒプノセラピー #潜在意識 #ペットのいる生活 #犬の気持ち #育犬ノイローゼ
#動物福祉 #アニマルウェルフェア #スペイン生活 #ペットとの暮らし #犬のいる暮らし
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?