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青い空と江戸彼岸桜のコントラスト、人々を魅了する「さ・く・ら」。


江戸彼岸桜の満開に癒される

今日の空は、自分なりに見渡せる360度の範囲は真っ青だった。昨日はやや北風交じりで大方の雲は飛ばされたのだろう。視界の限りでは雲ひとつなく、青一色だった。

メンタルは強いと、自負しているつもりではあるけれど、あちこちガタがきている老体では、やはり寄る年波には抵抗できないと自覚し始める今日この頃である。

表向きには元気さを取り繕ったりして、何んとか体裁を保ってはみても、夕食後のひととき、リクライニングの座椅子に寝そべってテレビを視始めた途端、怒涛のように睡魔が襲ってくる。

肩から首筋にかけ痛むとか、大腿筋が突然つってしまったとか、膝が痛むとか、肉体のメンテナンスが追い付かない。

さて、気象庁は、靖国神社のソメイヨシノが、14日(土)、開花したと発表した。平年より12日早いとのこと。統計開始以来最も早い開花日となったそうな。

ちなみに、施設管理のバイト先の事務所前に、幹の太さ、およそ50センチの江戸彼岸桜がどっしりと構えている。今日(18日)、ほぼ満開になった。ここ2~3日、好天が続いたから一気に満開になったようだ。

やはり、桜は癒される。日本人に生まれて本当に良かったと思っているが、なぜ、桜が誰からも愛されるのだろうか。

①希望の象徴、冬が終わるころに咲く

寒い冬の間、じっと春を待つ気持ちは誰にでもあるはずだ。辛い人生を歩いていても、もう少しの辛抱だ、そんな辛さから希望の象徴になるのかも知れない。

②1年に1度、決まった時期にしか咲かない

やはりこれ、年に一度きりという約束ごとのようで、人は嘘をつくが桜は正直だから、毎年のように、咲くのが待ち遠しい気持ちになる。

③わずか1週間ほどで散ってしまう

今か、今かと待ち続け、やっと咲いてくれたのにわずか1週間から10日ほどで花は散ってしまう。短い命の「はかなさ」、「いさぎよさ」は日本人の心に秘めたる美学かも知れない。

④新生活の時期に咲く

幼稚園の入園は成長の第一歩になる。そして小学校入学、中学・高校・大学などそれぞれの成長過程における第一歩が始まる。卒業も就職も人生の節目の象徴と言える。

⑤咲く、その姿は美しい

花が開花しはじめ、満開になろうとも葉が一枚もないということ、これはとても貴重だ。葉に邪魔されずに花だけが、枝という枝に咲きほこり、一本の樹木がまるごと花に覆われる。

⑥淡く美しく優しい色あい

代表的なソメイヨシノは白に近いピンク色で、はかない感じもあり、また清楚な感じもある美しさ・優しさを兼ね備えている。

これらによって桜は人々を魅了し、愛され、たくさんの歌にもつくられる。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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