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タイムトリップ。

撮影現場で若木信吾さんと久しぶりに会う。もう20年くらい前になるけど、LAで一緒にCMの撮影をした。

その時は若木さんがDPで俺が演出だったんだけど、いつの間にか同業者の立場になっていた。若木さんは、どんな仕事をしていると偉いとか、そういう下品な回路がまったくないように感じる。とにかくナチュラルで、俺なんかが言うのも僭越だけど「何が本当に大切かがわかっている人」だとずっと思っている。

その頃の俺はガチガチの真面目仕事ばかりしていたから、若木さんは会ったことがない純粋なタイプのカメラマンだった。場所がLAだったこともあるだろうけど、若木さんとマイク・ミンはスケボーで遊びながら撮影をしていた。仕事ってこれでいいんだな、とわかった。

ただのハッピーさだけでなく、日本の広告スタイル独特の問題が起きたミーティングでは毅然とした態度で「自分はそれをしたくない」と言う姿も見た。

当時の自分の能力を振り返ると恥ずかしいことだらけだけど、あの仕事はとても勉強になる経験だったし、いい思い出だ。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。

風邪引くなよ!
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ワタナベアニ

写真家・アートディレクター。着ぐるみの中は繊細です。1964年生まれ。現在「ロバート・ツルッパゲとの対話」出版準備中。