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パーティ理論。

前回70カットだったレタッチが、今回の撮影では130カット。

作業しながら「ちょっと多いな」と独り言を言ったんだけど、本当なら倍近いことを「ちょっと」とは言わない。やる気をなくさないために自分を騙す方法だ。

やる気がない人は、やらなくてもいい理由を探す。

俺はそれを「パーティ理論」と呼んでいるんだけど、何かのパーティに後から「行きたかったのに」と宣言する人がいる。親が死んだとか本人が死んだとか、どうしても無理な場合は仕方ないが、口癖のようにそれを言う人がいる。

人の行動は一度に一つしか選べない。サッカーと野球の試合のチケットをもらったとしたら、どちらか好きな方を選んで行くことになる。サッカーが好きならアントラーズが観たいし、野球が好きなら東京ドームに行く。その選択にまったく罪はないんだけど、話はここから。

好きでアントラーズの試合を観に行ったのに、チケットをくれた巨人の関係者には「東京ドーム、行きたかったな」と言う。きっちり得をする行動の選択をしながら、損を発生させたくない態度。つまり意地汚いのだ。

5年に一度くらいは誰でもそんなことがあるだろう。でもSNSで観察していると、いつもそれを言っているのは同じ人だということに気づく。

自分の経済力では実現できない欲求を持つのは恥ずかしいし、それをおして他人の助けが欲しいなら筋を通す必要がある。やりたいことを応援してもらいたいなら、野球やサッカーなんか応援して遊んでいないで、まず自分がやるべきことだけやった方がいい。応援の手はマジメに努力している人にしか差し伸べられない。

「パーティ理論」はもうひとつある。

どのパーティ写真を見ても「私、呼ばれてなーい」という人だ。パーティは「呼びたい人を呼んでやるもの」ということくらい、11歳の夏を過ぎる頃には憶えて欲しい。呼ばれなかったことが「答え」だと理解できないと、説明させられる主催者が気を遣うから可哀相なんですよと思いながら、おはようございます。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。

勉強しろ!
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ワタナベアニ

写真家・アートディレクター。着ぐるみの中は繊細です。1964年生まれ。現在「ロバート・ツルッパゲとの対話」出版準備中。

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