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空間を想像する。

今日は植物に関する専門的な話をたくさん聞けた。植物を撮るのは楽しい。

実際に枯れ枝で書く手法もあるけど、こういう枝を見ていると、書道に近いものを感じる。ファインダで眺め、どの角度から撮るかに悩む時は書なんだけど、最終的に構図を決めてトリミングをするときはまた華道に戻ってくる。ここは必要ないと思える枝先をはさみでチョキンと切るイメージ。

植物を撮っていると際限がない。いくら見ていても飽きないからだ。万物を造形をした神の中でも、植物のデザイン担当だった神は相当センスがいいと思っている。

花を生けるときに、置かれた器からどれくらいの空間が立ち上がるか、というお話に一番興味があった。考えたこともないけど、写真を撮るときでも似たようなことはしている。人物が立っていたらその人の周囲にはどれくらいの空間が必要かは、無意識に計算しているから。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。