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カプチーナーたちへ。free

砂漠に住んでいるモロッコ人に聞いてみたい。砂に関する言葉を。

日本人は天気を気にする国民であるようで、気候に関する言葉がとても多いという。雨の名前、風の名前、気候そのものの名前。元は中国なんじゃないかとも思ったが「凪(なぎ)」などは漢字ではなく、国字であるそうだ。中国語に足りない言葉を作り出すくらいだから、やはり日本人は気候に関心があるんだろう。

それは美しい四季への意識と受け取ることもできるんだけど、本当にそうかなと一度疑ってみる。ここで停まって感動してしまったら、SNSで子犬の泣ける話をシェアしている思考停止な人と同じになってしまう。いや、いくらなんでもそれは言い過ぎた。しかしその手のうすらバカは疑うことを知らない。与えられた情報がプラチナであるのか、それとも泥であるのかは、感情が動く前に丁寧に検証しなくてはならない。

プラチナと泥が見分けられない人は、大変なことになっちゃうから眼科に行った方がいいし、もっと言えば上質なプラチナとそれより少しだけ落ちるプラチナを見分けることを日々、求められている。

でな、日本人って挨拶の時に必ず天気の話をするじゃん。あれって何か大事なことを誤魔化してるっつーか、言いたくないことを言わなくていいように使ってる気がするんだよね。英語では「最近どう?」みたいに聞くよね。そしたら「うん、俺の方はまあまあかな。お前は?」「俺は病気しちゃってさ」などと自分に関することで話が始まるわけよ。

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ヒマだな!
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ワタナベアニ

写真家・アートディレクター。着ぐるみの中は繊細です。1964年生まれ。現在「ロバート・ツルッパゲとの対話」出版準備中。
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