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経営者は孤独

こんにちは。ゆりえもんです。

オンライン秘書の先生であり「おうち秘書サロン」オーナーのゆりえもんが、オンライン秘書や経営者として日ごろ考えていることや、仕事をするうえでの大事なマインドについて書いていきます。


今日は「経営者は孤独」という話です。


よく、いろんなところで「経営者は孤独だ」という言葉を聞きますよね。

私も会社員時代から、そのような言葉を耳にして「そうなんだな」と思ってたのですが…。

実際に自分で法人を立ち上げて、4年ちょっと経営者という立場を経験してみて、孤独を感じる場面は本当にたくさんあるんだなと実感しています。


私は会社員時代、小さなベンチャー企業に勤めていたので、社長のすぐ隣の席で、社長直属で指示を受けながら仕事をしていたんですね。

そのころ社長から、仕事の話だけではなく、雑談のような話を聞く機会もあって、そのときに

「まわりの人には全然わかってもらえない」とか
「いつも外出してるから、遊んでると思われてる」とか

本音を聞かせてもらえるタイミングもたくさんありました。


私自身は、社長のことをものすごく尊敬していましたし、常に外出しているのも、仕事をとってくるためだとよくわかっていたので「遊んでいる」とは全く感じたことがなかったのですが、

「そうか。社長自身は、まわりの人に“わかってもらえない”と感じることが多いんだな」

と、いち社員ながら、なんとなく思っていました。


そのときは、いつも社長の横で仕事をしていましたし、このような社長の本音を聴ける機会もあったので、経営者は大変なものなんだ!っていうのを、頭ではわかった気になっていたんですね。


でも、いざ自分が会社を立ち上げて経営者の立場になってみると、「全然わかってなかったんだな。わかった“つもり”になっていただけだったんだな」と痛いほど感じました。

やっぱり、横から見ているだけなのと、自分がやってみるのとでは、全然、ものごとの捉え方が違うんですよね。


では、具体的にどのようなときに、孤独を感じるのか?というと、例えば、このようなときです。

・同じ目線で話せる人がいない
・裏側の見えないところで重要な仕事をしてるけど、それが伝わらない
・たくさんお金を使って、身銭を切らないといけない場面がたくさんあるけど、表にはその情報は出ないため、まわりから感謝されない

などなど、挙げ出すとキリがないのですが、仕事をするなかで、どうしても表では堂々と言えないことが多かったりするので、「伝わらないな。わかってもらえないな」と孤独を感じる場面は多かったりします。


その中でも1番は、やっぱり「同じ目線で話せる人がいない」ことの孤独大きいです。

自分でチームを作って一緒に仕事をしていても、「この人は受け身だな」「なんだか他人事だな」と感じてしまうこともあります。

もっというと「真剣に考えているのは自分だけなのかな」とか、「結局は他人の会社のことだから、みんなにとってはどうでもいいのかな…」なんて感じてしまうこともあります。

創業社長にとっては、会社や事業は、自分の子どものような存在なので、誰よりも熱い思いを持っていますし、常に会社や事業のことを考えていて当たり前で、とにかく大事にしたいんですよね。

これを、同じ目線で話せる人がいたら、すごく心強いなぁ…と感じます。

なので、私自身、考えていることや、経験してきたことを積極的にまわりの人に伝えていって、経営者と同じ目線で話せる人をどんどん増やしていきたいと思っています。


今日は「経営者は孤独」という話でした。

この記事の内容は、音声でも聴くことができます。

読んでいただき、ありがとうございました!


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