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チェンナイANA直行便! 舞踊と世界遺産の旅

本物の生演奏の舞踊にひたり、海辺の世界遺産でいにしえのロマンを感じ、映画館で映画を見て、いまどきインド服のショッピングして、アーユルヴェーダ食で胃腸すっきり、寺院参拝で心洗われて。本物の22金アクセサリーも買っちゃう?

南インドが近くなった! 

先日就航したばかりのチェンナイ直行便、ANA様の意気込みを随所に感じます。チェンナイは郊外に印日政府による大規模な工業&商業エリアとしての開発が現在進んでおり、ビジネス客の増加が見込まれての就航。ここは観光客もじゃんじゃん送り込みたいアンジャリなのです。

ダンス・フェスティバル

アンジャリは2013年から6年連続、この時期のチェンナイを訪れてきました。チェンナイでは、毎年12月に市内の各劇場が数週間にわたり古典音楽のリサイタルを開催し、December Seasonと呼ばれて世界中から愛好家が集います。

続く1月は、私がこよなく愛するインド古典芸能の権威あるミュージック・アカデミーにてダンス・フェスティバルが開催されます。年末年始のチェンナイ、古典芸能ファンには外せないシーズンなんですね。

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ここで若手ダンサーのデビュー公演を観て、惚れ込んだ人がいればずっと追い続けるという正しいオタク道を歩んでまいりました。

なにせオタク道ゆえ日本からの観客はほとんどなく、この本物のステージを映画ファンをはじめとした日本の皆様にもお観せしたいなあと思うこと数年。

古典舞踊は歌舞伎や能と同じく、観る側にも知識が必要になります。そこはです、へなちょこながらも身体を張って古典舞踊を習っているアンジャリが、力の限り見どころや演目の内容などの解説を尽くしていきます。

今回の日程で鑑賞するのは以下の3名の踊り手さん(いずれも南インド古典舞踊バラタナティアムの方)。よい踊り手さんは星の数ほどいるので、ここはアンジャリ推しによるセレクションです。

マラヴィカ・サルカイ(Malavika Sarukkai)
バラタナティアムの第一人者のひとり。成熟したアビナヤ(パントマイム)が観られるのはこの年代のベテランならでは。数々の受賞歴、英国BBCによるドキュメンタリー番組など、国際的にも著名な踊り手。

ダクシナ・ヴァイディヤナタン(Dakshina Vaidyanathan Baghel)
若手随一の実力を誇る。母のラーマさんとともに国際的に精力的な公演活動をこなしている。ダイナミックな動きと繊細なアビナヤ表現の双方を見せてくれる、最旬の踊り手。女神の彫像がそのまま動いているようで観るたびに拝みたくなる。
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クリストファー・グルサミー(Christopher Gurusamy)
オーストラリア人の母とインド人の父を持ち、チェンナイの名門芸術大学カラクシェートラでバラタナティアムを学んだ。正確で安定感のある型の運び、女性キャラクターを演じ切る妖しい色気、バネと高さのある跳躍など、「パワー・バラタナティアム」と名付けたくなる踊りで魅せる。

世界遺産マハーバリプラム

チェンナイを南に約60キロ、マハーバリプラムの建造物群があります。概要はWikipediaをご覧いただくとして、海岸沿いに建つ寺院や、巨大な石に刻まれたおそろしいほど細かいレリーフや、なぜ落ちないのか不思議でならない巨石など「インドすごし」と行くたびに唸る不思議ワールドが広がっている世界遺産です。まさに #すごインド

石文化に並々ならぬ思い入れがあるアンジャリがもっとも興奮するのは、石の中を彫り進んで建造した古代の石窟から、石を彫刻のように削り出した石彫、そして石を切り出して運び積み上げる石造へと建造技術が変わっていった中世までの建造物が同じエリアで見られること。

だってあなた、石を彫るんですよ、固いですよ、時間かかりますよ、忍耐力必要ですよ。そのへんの小石を割るのだって難儀なのに、こんなに巨大で大規模なものを造り出すのに、いったいどれだけの人力と、歳月がかかったんだろう、そしてなぜこれらは造られたのだろう……と考えだすと、ええ、ロマンです。

わかりますでしょうか、これは石彫寺院の内部ですが、彫ったときのノミの跡が残されているんです。7世紀! 石の中を彫るときは前面から中へ、上から下へと進むそうですが、これを見ていると当時の職人の様子まで目に浮かぶよう。

インド映画を映画館で

さて #アンジャリツアー といえば、本場で観るインド映画! チェンナイにも音響と迫力スクリーンが素敵なシネコンがありますので、皆さんで「字幕なしのインド映画」を妄想力と想像力と念力で鑑賞いたしましょう。鑑賞作は現時点では未定です。

ヘルシーごはんにショッピングに

チェンナイは食都です。コメと野菜を中心にした、日本人の口にも合うと言われている南インド料理の定食ミールスを、思い切って手で食べてみるもよし

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またアンジャリ大のお気に入り、胃腸を整えデトックス効果も期待できるインド伝承医学アーユルヴェーダに基づいた食事ができる食堂にもご案内する予定です。

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「かわいい〜」と歓声があがること間違いなし、日本でも着こなせるモダンなインド服のショッピングや、ご要望があれば本物の22金アクセサリーの専門店へ。金(きん)を資産と考えるインド人は、身に着ける資産としてゴールドのアクセサリーを買います。金はすぐに現金化でき世界中で価格が統一されているため、たまに信用ならない(?)自国通貨よりも金のほうがよい、というわけです。

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つまりゴールドのアクセサリーは装飾とともに資産にもなるわけで、浪費ではないのです、貯金なのです! 時価で変わる価格の仕組みや、ひとりではなかなか入りづらい専門店での買いかたなど、ぜひご一緒に体験いたしましょう。指輪やペンダントトップであれば2万円程度から買うことができます。

早朝の寺院参拝

インドの寺院のハイライトは早朝……だと私は思います。1日の始まりに、心穏やかになれる時間をつくる。朝一番の祈祷の模様を見学したり、澄み切った空気を吸い込んだり。このツアーでは、ユニヴァーサル様式で知られるラーマクリシュナ寺院と、南インドの様式の極彩色の塔門ゴープラムが見られるカパレーシュワラル寺院に参拝します。

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過ごしやすい気候

さてこの年末年始の季節、チェンナイの気候はといえば。実は一年でもっとも過ごしやすい時期なんです。日中はさすがに日差しがきつく暑くなりますが、乾季のため全体的にカラっと爽やか、朝晩はひんやり。

さて旅程の詳細は以下の通り。

旅程

日時: 1/5(日)〜1/9(木)3泊5日
利用航空会社: 全日空(ANA)
定員: 10名様
最少催行人数: 4名様

1/5(日)成田から一路チェンナイへ
成田-チェンナイ 11:10 - 17:45
着後、繁華街Tナガルでショッピング
夕食は各自払い(アンジャリおすすめ食堂等へご案内します)
(チェンナイ泊)

1/6(月)大人の遠足と舞踊鑑賞
朝ホテルを出発、マハーバリプラム見学
ランチ後、チェンナイへ
18時からミュージックアカデミーで古典舞踊鑑賞(マラヴィカ・サルカイ)
夕食は各自払い(アンジャリおすすめ食堂等へご案内します)
朝食・昼食あり(チェンナイ泊)

1/7(火)参拝から映画鑑賞まで満喫
早朝、ラーマクリシュナ寺院参拝
10時からミュージックアカデミーで古典舞踊鑑賞(ダクシナ・ヴァイディヤナタン)
ランチはアーユルヴェーダ食堂にてヘルシー菜食
午後、映画鑑賞
夕食は各自払い(アンジャリおすすめ食堂等へご案内します)
朝食・昼食あり(チェンナイ泊)

1/8(水)最後の舞踊鑑賞とショッピング
早朝、カパレーシュワラル寺院参拝
10時からミュージックアカデミーで古典舞踊鑑賞(クリストファー・グルサミー)
ランチ(調整中)
午後、美しいシルクスクリーンの本をつくる出版社タラブックスを訪問(予定)、スーパーマーケットほかショッピング夕方、空港へ
チェンナイ発 20:30

1/9(木)朝、成田着
成田着 07:25
お疲れさまでした!

お問い合わせ/お申し込み

本ツアーは企画受注型手配旅行のため、料金等の詳細を記載することができません。詳細は11月1日(金)午前9時以降に下記サイト末尾のフォームからお問い合わせください。


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