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幸せを再定義するとき。

30歳を迎えました。

当日は大切なつながりに包まれてとても幸せな1日を過ごさせて頂きました。メッセージやご連絡を頂いた皆様、本当にありがとうございます。感謝の気持ちをどうやったらお伝えできるだろう、そんな気持ちに満ちた時間が続いています。

平成元年に生まれ時代の節目に30歳を迎えられたことをとても嬉しく思います。


時代の節目に、豊かさや幸せを再定義するとき。

このタイミングで「シェアライフ -新しい社会の新しい生き方」を出版できたことはとても貴重な経験となりました。
本が出るまでの時間は、半年間ずっとしんどくて不安な日々が続き仕事人生の中で最も自信を失っていました。 

でも、自分の中にあるものを最後まで信じて書き上げることができてよかった。
本を出して以来、たくさんの人と出会い、たくさんの感想や機会を頂いて、新たな豊かさについて議論する場をたくさん持てたことは、かけがえのない経験です。この秋からまずは韓国で海外での出版が始まります。東洋の思想や日本文化という解き方でシェアについて書いた自著をどのような形で受け止められるのか。世界の人と議論するのが楽しみです。

また、あと数日で迎える新たな「令和時代」ですが、
私は令和に”私たちが求める"新しい社会の創り方”を象徴するような元号だと感じました。
 
地位や身分に関係なく生まれた歌を尊い、
人々が美しく心寄せあう中でセクターを超えて結集し
"ともに"文化を育み花を咲かせるように時代を切り拓いていく。

正解がない。
だからこそ縦割りな社会を溶かして、自分たちの未来を、ともに問いを分かち合い、ともに対話を通じて社会というみんなの居場所をよくしていく。 

去年立ち上げたPublicMeetsInnovationは、NewPublic(新しい公)をテーマに令和時代の新たな社会の制度やビジョンのつくりかたを実験していきたいと思っています。課題が混在する社会の景色を本気で変えに行きたい、前向きな国をつくっていきたいです。


そして、いつまでも人類がもつ良心と愛こそが最も重要であると信じ続けて生きていきたい。
幸せは、他者とのつながりからしか生まれない。他者に抱く良心、分かち合いから生まれる共感や感動、愛する気持ち、
そのほとんどは人とのつながりから生まれるものであり、不確かな時代の中で安心や居場所をつくるものであると信じています。

技術的なソリューションの解像度が上がっているからこそ、 
人類が本来持つ良心や愛の可能性にかけてみたいし、
もしかしたらもっとその可能性を広げられるかもしれないと
今年は「信頼の本質」や「家族のかたち」を探求テーマにしていきたいと思っています。

その先に、もっと生きやすい社会の在り方がある気がするし、そういう未来の到来をみなさんといち早く迎えに行くことが、自分の使命のように勝手に感じています。

引き続き色々な場でつながらせて頂けたら嬉しいです。

anju ishiyama



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