花火の数だけ

空の色が左右違う頃、あなたと待ち合わせた

浴衣なんて浮かれていると思った

ミニスカートの裾が揺れる

都会のような商店街でかき氷を流し込んだ

頭がキーンとするからあなたの背中にもたれた


花火の数だけ思い出が残ってる

だけど思い出すのは一瞬だけ

また暗闇の中へ消えていく

サヨナラと手を振った 私は今はひとり

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