今回は技能実習と特定技能に関する質問主意書と答弁書を読みます。
まずいくつか簡単に解説をしようと思います。

質問主意書と答弁書って何かというと、国会議員が国会が開いている間中、文書の形で内閣に質問をできるというものになります。
内閣は答弁書を大体1週間から10日ぐらいで返してくださいます。
私はもう期限に余裕を持っていいんじゃないかなと、そんな1週間以内に返さなくてもいいんじゃないかとは思うんですけど、とりあえず官僚の方が答弁書を書いてそれが返ってきます。
答弁書については閣議決定という形で全大臣がその内容を承認するという形で答弁書が返ってきます。

今回は技能実習と特定技能に関する質問主意書、これを紹介していきます。
質問主意書のタイトルは「技能実習に関する技能実習の方で逃亡者・失踪者が多い」ということを問題視する質問主意書なんですけれど、1.8%だったかな、技能実習の方は失踪者が多いんです。
一方、特定技能はそこまで多くはないということで、それを比較した上で技能実習に関する問題をなんとかしてください、ということを政府に問うた形の質問主意書になります。

2019年の朝日新聞の記事で使われた図になります。

技能実習と特定技能の主な違いというところになります。
もちろん特定技能の方も1号2号ってあったりして、細かいところまで行くとややこしいんですけれど、大まかな違いっていうのをとりあえず押さえておいてもらったらなと思います。
押さえてもらった上で質問主意書を後で読み上げますので、その時ある程度わかるんじゃないかなと思います。
関連法令とか対象業種とか在留期間とかいろいろと違いはあるんですけれど、私的に技能実習と特定技能の一番大きな違いについては、技能水準と入国時の試験です。
要は特定技能っていうのは即戦力なわけです。
技能実習はあくまで実習なのでこれから育てるという形になります。
特定技能が即戦力となります。
即戦力ということは日本語を話せないとお話にならない、日本で即戦力として働くわけですから日本語を話せないとお話にならない。
働く職場によってはある程度の技術がないとお話にならないということで、特定技能の方が難しいです。
そのイメージでいいんじゃないかなと思います。
朝日新聞の図によると、特定技能の方は入国時の試験。
試験で技能水準と日本語能力を確認とあります。
技能水準については相当程度の知識や経験が必要ということです。
一方、技能実習はそういうのがないです。
技能実習では要は日本語を話せなくても受け入れられてしまうという状態です。
例外としては、介護で働く技能実習については日本語条件があるみたいです。
ということで、大体の特定技能と技能実習の違いが分かったんじゃないかなと思います。
当然、特定技能の方が制限としては厳しいわけなので、人数は技能実習の方が圧倒的に多いんです。
技能実習がもともとあって、特定技能ができた時に技能実習から特定技能に移るランクアップって考えていいと思うんですよ。
それをする人がたくさん出ることを想定してこの制度特定技能が作られたんだけど、それじゃなかなかうまくいかない、っていう朝日新聞の記事です。
この記事は古いので、今は現状少し変わってるかもしれませんが、大体同じというかそこまで問題解決に至ってないんじゃないかなと思います
この朝日新聞の記事だと、技能実習の方が30万から40万人で、特定技能の方は実際は1,732人というところで数が少ない、というところが問題視されています。
というわけで、技能実習と特定技能のある程の大まかな違いが分かりましたでしょうか。
その上で質問主意書の方を読んでいきたいと思います。

技能実習の方でも問題等々あれば事情を踏まえて転籍と言いますか、転職可能にはなっているというそういう答弁だけど、有識者会議ではしっかりと考えていきますよという答弁書でした。
なんとかしてまいりたいという言い方は前向きな答弁を引き出したと言っていいんじゃないかなと思います。
私はそのように感じています。
答弁書が返ってきたのが令和5年11月28日です。
この答弁書が返ってくる前後して、技能実習に関しては色々と制度見直ししますっていう、そういう報告がありました。
特定技能と技能実習、この機会に皆さんにとっても何かご理解いただければと思います。
答弁書の方がすごく読みにくくて、具体的に意味するところがわからないがみたいな、そういう答弁書できるだけ返ってこないようにした方がいいかなと思いますけど、ある程度仕方ないかなとは思います。

一般の技能実習生は失踪後どうやって生活しているのでしょうか？
失踪後、日本にはそういう人を受け入れているいろんな方々がいるみたいです。

石川慎之助チャンネルで中国人の違法農地摘発動画を上げています。
密漁や違法農業で食べている可能性もあるかもしれません。
そうですね。

日本語が話せないと犯罪で起訴された時、意思疎通ができなくて警察が不起訴にしてしまう。
警察が不起訴にできるんですか？
不起訴は検察の独自の権限だと思ったんですけど、私が勘違いしてるかな。

犯罪を犯したら強制的に帰ってもらうことできないのかな。
元来そうですよね。

2年前に浜田先生が国会で日本語ができない麻薬密輸犯が無罪放免されたり、不審な案件を追求していましたが、そんなことが繰り返されるな勘弁してほしいと思います。

技能実習制度なんかやめてしまえ。
おっしゃる通りだと思います。
だから今回見直しになったんでしょう。
制度を見直すということで、抜本的に変えてほしいですよね。
ただ、利権関係者と言いますか、安い労働力で雇いたい方がいますので、なかなか難しいです。
特定技能だけにしていいんじゃないかなと思うんですけど。
つまり、日本語完璧な方のみ受け入れると。
突然それをやるといろんなところで労働力が大幅に足りなくなるので大変かもしれないですけど、それぐらいあってもいいんじゃないかなと個人的には思います。

失踪外国人の捜査費用について、当該引き受け費用にも一定額拠出させるようにしてはいかがでしょうか。
なるほど。

安い賃金目当てで外国人入れるから日本人の給料が上がらない。
そうでしょうね。

同時通訳が足りないから無罪になる。
考えにくいと思うんですよ。
でも捕まった外国人からすると、言葉喋れないフリするっていうのは一つのテクニックみたいなのになっているのかもしれないです。
あまりよろしいことではないと思いますけど。

日本人の雇用を増やしてほしいと思い、そういった職種につきたがらない人が多いのも現実。
はい。

最近の日本は海外に頼りすぎ。
そうでしょうね。

川口市の不起訴の事案をよく調べてください。
いろいろと調べてくださいというのがあるんですけど、そこは何でもかんでも手出しできるわけじゃなくて、政治リソースと言いますか、そういうのがありますので、できればわかりやすく情報共有してもらった方がいいかなと思います。
ある程度は川口市の問題とかは追ってて、最近ブログには書きました。

介護職に就く日本人に特別にインセンティブを与えるとか。
そうですね。
介護職は技能実習でも受け入れてますから。

技能実習生でどこの国の人なの？
さすがに全部の国からOKなわけないような。
ある程度、条件決まってるんじゃないですか。
国交樹立しているとか。
さすがに国交のない北朝鮮とはないでしょうけど。
台湾は国交ないんですけど、どうなんでしょうか。
国交ないけど特別に受け入れてるとか特例とかありそうな気はします。
台湾からの技能実習いうのは、私は具体的な事例を知らないんですけど、すいません、その辺はわかりません。

日本に来て技術を学んで親日外国人になってくれることが本来の目的ですよね。
反日教育をしている海外技能実習生について、セキュリティークリアランスをしっかりしてほしいです。
反日教育をしている海外技能実習生、すいません、よくわかりません。

WBPCの件、男女参画の予算は異常に大きいと思ったのですが、浅く関連する事項の予算についても網羅的に振り分けているみたいなことで課題になっているのでしょうか。
すいません、理解できなかったです。

川口市の例があるけど、確かトルコやイランは技能実習対象外なのに、観光公実に不法滞在者がやってくる。
なるほど。
国によっては技能実習対象外なので、その方がいいかもしれないです。
トルコとかイランとなると。
トルコから来て観光ビザでやってきて、ビザが切れたらそのまま居座るという問題に関しては、質問主意書を確か出してた気がします。

全国会議員に対して、セキュリティークリアランスは必須だと思います。
すいません。
具体的にどうなのかっていうのが、よくわかりませんでした。

私の書いている質問収書も具体的によくわからない、みたいな答弁が返ってくるところがあるかもしれませんが、チャットコメントも似たようなものなのかもしれないです。
ダメ出してすいません。
すいません、本当に読んでてよくわからないです。
時間的な問題もあって、眠いというのも関係しているとは思います。

介護・建設は人手不足でいろいろな議論はあるでしょうけど外国の人達の労働力を上手に活用できたらいいです。
おっしゃる通りだと思います。

今回の質問主意書、そして答弁書でお伝えしたかったところとしては、技能実習と特定技能の違い、大まかな違いをわかってもらえたらと思います。
技能実習に関しては、今後制度が変わるんじゃないかなと思いますので、どう変わるのかについては注目したいと思います。
なかなか、理想の制度にはならないかなとは思いますけど。
個人的には技能実習なくして特定技能だけでいいとは思いました。