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花組東京公演大千秋楽

無事に終わりホッとし過ぎてライブビューイング見終わったあと、道端で猛烈な睡魔に襲われました…。

今もまだどう言葉にしたらいいのかわからない事が起きて、花組さんも一時的に公演が休止となり金曜日からの3日間公演が行われました。

たまたま再開公演のチケットを持っていたので木場理事長のご挨拶も伺えました。
公式ホームページの言葉に比べるときちんと心のこもったご挨拶ではありましたが、何かがなければこんなことは起きないと思うので少しでも問題があるのであれば解決につながる方向にすすめてほしいなと思っています。そしてお亡くなりになった笑顔の可愛らしい生徒さんがいま安らかに休めていることを願ってます。

千秋楽はれいちゃんはじめ皆さん力を出し切ってる感がすごくて、受け止めるのもパワーがいる公演でした。

お芝居の雨宿りの場面で礼三郎さんのお春さんのお話を聴こうとする態度やあまり近づいてはいけないなと戸惑う男心に胸キュンでした。

あの素敵なふくらはぎとともに動きのキレの良さにほれぼれする立ち回りも見納め。とくに藤尾ちゃんとおとみちゃんから傘を受け取るところがスピーディでカッコよかった〜。れいちゃんの殺陣はリアリティがあってかっこいい。

鴛鴦歌合戦はたくさんの組子さんにスポットが当たって花組の魅力を堪能できる作品でした!
れいちゃんの受けのお芝居であっても溢れ出る色気、魅力、かっこよさ、誠実さなどなどお芝居心を改めて感じることができて大好きな演目の一つになりました。

GRAND MIRAGE!は岡田先生のロマンチックレビューシリーズで、どの場面も絵画みたいに美しく夢のなかにいるみたいな彩りで宝塚らしいレヴューでした。特にプロローグとフィナーレは高橋真琴先生のプリンセスシリーズを彷彿とさせる色味でした!

中詰めのシボネーは、シメさんのラ・カンタータに通っていた中学生の頃が蘇り何度見ても血が沸き立つ感覚!シメさんファンだった母とも観劇できて良い親孝行になりました。

東京公演になってから掛け声とかも増えたような感じで観てるだけなのに汗かくような熱気あふれる滾る場面!とっても元気もらえました。

大千秋楽の黄色の場面は(正式名称割愛いたします)れいちゃんがはけ際にカメラ目線で!投げキッスならぬただのチュー顔をきめてくださり映画館で呼吸止まりました&なぜか照れました。本当にカッコよくて途中でウインクもされていたし、ときめきが詰まりまくっておりました。

ボレロの場面も羽山先生の振付にありったけの気持ちを込めて踊っているのが伝わって涙が止まりませんでした。まどちとの視線の交わし方にも熱がこもっていて見逃すまいと一生懸命目に焼き付けました!

ジュ・テームの場面では拍手が鳴り止まず。
きょんちゃん、しぃちゃん、うららちゃんが一気にいなくなっちゃうなんて信じられません。。

きょんちゃんはやっぱりTOPHATのジョージが印象的なお役で、出てきてから一連の動きをずっと目で追ってました!
しいちゃんはいつでもええ声でかっこよくて歌が上手くてナイスワークのときのお父さん役が好きでした!
うららちゃんは華雅りりかちゃんと花娘の麗しさを体現しているなーと思っていて、銀橋などに出てきた時の美しさに息をのみました。FairyTailの時のゆーなみくんの奥さま役の声が可愛らしくて。

れいちゃんの近い学年の方々がどんどん退団されてしまうのさみしいけどこれもまた世代交代ということなんですね。

最後のご挨拶であおいさんがかなり力んでいるように見えてハラハラドキドキしちゃいました。
きっとたくさん考えられたご挨拶で謝罪の言葉は避け、気持ちの伝わるご挨拶でした(涙)

れいちゃんは「応援お願いします」ということをあまり口にしない印象だったのですが今回のご挨拶では仰ってて、気持ちや立場を察して胸が苦しくなりました。

れいちゃんの宝塚歌劇団生としての本公演のショーはこれで終わりなんですよね…まさかこんなことになるとは想像してなかったな。シャルムみたいな素敵なショーやってほしかった…。
アルカンシエルの2幕すべてレビューシーンになったりしないかなー。

…とはいえもう決まったことですし、どのような形であれきっと素敵な作品でご卒業されることでしょう!ゆりかちゃんのカジロワも感動的だったし楽しみにしたいと思います!

そしてそして夢の世界がこれ以上曇ることがありませんように。