花組公演たっぷり観てきました！
大劇場公演の感想を書きます。ネタバレあり＆賞賛しかしていません・・・！

百聞は一見に如かずだよ、鴛鴦歌合戦

モダンな雰囲気が魅力のれいちゃんがなぜ「むしり」の鬘を付けて日本物のお芝居やるんだろ！！と観る前は思ってたんですが、お話がめっちゃ面白い＆礼三郎さんがカッコよくて、普段お目にかかれないふくらはぎ様もたっぷり拝めるので最高やん！となったチョロい私です。
今回配役も任される場面も絶妙で、それぞれに活躍の場面があって花組ファンとして嬉しい作品でした！

上演が決まってからアマプラで原作を観て予習もしていたんですが、話の筋がまったく原作通りでもないので予習しなくても全然楽しめると思います。でも曲はほぼ同じなので見ておくとより一層楽しめます。可愛い世界観。

長屋住まい浪人の礼三郎さんことれいちゃんとお隣に住むお春ちゃんまどちとのじれったい恋の行方と、ひとこちゃんお殿様のお家騒動が主軸となっています。

れいざさんは親が勝手に決めた許嫁のあわちゃん藤
尾とお金持ちの美咲ちゃんおとみちゃんにも想われていて、お春とおとみの対決がとってもかわいくて楽しいのです。いまどき「いーーーーー！」ってなかなか聞かないｗ

おとみちゃんのお付きの三吉が本当はらいとくんでしたが残念ながら休演のため天城れいんくんが代役なのですが、これがとっても良い！お芝居の間がお上手で、歌もうまくて何より声が素敵。透き通っているというかもっと聴いてたいな～と思えるお声の持ち主！ちょっと鳳真由さん風の耳に優しい声。三吉がとっても良いお役なので東京公演はらいとくんが復帰できますように祈ってます。
れいんくんの新人公演も楽しみ～☆

骨董と腰のまるみのほどの良い女性が大好きなおまぬけお殿様がひとこちゃん。はっちゃけてて楽しい～！「腰のまるみのほどの良さ〜♪」が癖になります。家来のあかさんとの掛け合いも面白い！同期のお二人が巡り巡って一緒の組でお芝居することになるとは世の中何があるかわからない。

ひとちゃんの奥様のうらら姫は今回退団の春妃うららちゃん。おひとりで歌う場面もあってとにかく麗しいです。うららちゃんも声が唯一無二で好き。

お春ちゃんのお父さんで骨董に憑りつかれているしいちゃんも今までにないくらいおとぼけなパパさん。でも決めるとこは決めるかっこよさもあって。しいちゃんのええ声を堪能できました。

そしてそしてインチキ骨董屋さんも副組長きょんちゃん。胡散臭くて調子のよいご主人が似合ってますｗほってぃと朝葉先輩と3人組で面白いことをコチョコチョやってるので目が足りない。

お殿様の弟の秀千代はほのかちゃんで、このお芝居で最も笑いを取っていたかも。駄々こねる様子が可愛かった～。家来のまるちゃんにもソロがあってとてもお歌上手なので新人公演も楽しみ！可愛い！

あとは藤尾のお母さんの凛乃と乳母の鈴美梛なつ紀ちゃんも良い味出されてました。ひとこちゃんの家臣の真面目なチーム（演劇部とも言う）はゆりちゃんとまいこつと高峰潤くん。あかさん率いる太鼓持ちチームの中では涼葉まれくんがなよなよキャラで目立ってましたｗ

お殿様の青葉の笛のエピソード紹介で劇中劇があってそこで糸ちゃんと深音ちゃんがとーっても素適な声で歌っておられるところ、ほってぃーが麗しい敦盛なところ、ゆかちゃんが凛々しいところも素敵です。

専科の京三紗さんとあおいさんの尼さんは本当に山寺にいる気分になれました。お二人とも声が素敵なので聞き惚れてしまう！

瓦版のはなこちゃんだいやくんはお祭りの場面かなり盛り上げてくれてました！おかめとひょっとこは糸ちゃんとさなぎちゃんで粋な踊りがこれまた素敵！
お祭りの歌手もみんなうまい！南音あきらくんは氷川きよしに似てる。龍季澪くんのコブシが好きです。

わたし的ツボはやっぱり殺陣！
れいちゃんの殺陣って本当にスゴいスピードで迫力があるんです。花道から走って出てくるとこの足の速さもお見事です！

のぼりと傘を受け取ってさばいていくところ、殺陣の周りでお芝居もされてるので本当にどこ見たらいいか迷う、オペラ殺し場面となっています。

あとはお春ちゃんのこと好きなのにその気持ち押し込めようとするれいざさんがかっこよくて胸キュン。いつか横を通っていただける席に座りたい！

チョンパで始まりフィナーレで終わるなんともめでたいお話です！麦こがし食べてみたい！

宝塚観てる実感がわくGRAND　MIRAGE！

岡田先生のネオロマンチックレビュー！

プロローグは可愛い娘役さんたちの歌声から！
愛蘭みこちゃんの髪色がいつも似合っててかわいい！

あじさいモチーフのお衣装でれいちゃんは白に小さな花が散りばめられててとーってもきれい！襟のフリルも可愛らしくて、こういう裾の長めのお衣装の着こなし、すそさばきが素敵。

遥かなるMIRAGEではターバンに軍服でこれまたカッコイイ！オアシスにいるお姫様はまどちでお衣装めちゃ可愛い。ここは娘役さんたちのお衣装がアラビア風でかわいい！ゆゆちゃんを特に注目して観ています！

リフトの時にまどちのスカートの裾を持って回してるれいちゃん。とってもキレイに回しつつ裾を持つという余裕。なんだか夢見てるみたいな場面です。
最後セリ下がる時に伸ばした手がキレイなのも見どころ！

カンツォーネの場面はひとこちゃん、チャオ・チャオ・バンビーナ、ほのちゃん、あかさんたちの歌い継ぎが楽しくてBlu-rayのとき楽曲差し替えありませんようにと祈るばかり…

シボネーはなんとシメさんのラ・カンタータ以来！
生の舞台も観ててビデオも擦り切れるほど見たので踊れます…曲を聞くと踊ってしまいそうになって動きを我慢しながらみています。。。あぶない。
長く生きてると再び好きだった場面に出会えることがあるんだなぁとなんだかしみじみ。

星組のシボネーよりもすこしスマートな、土の匂いというよりかはハイビスカスとか南国のお花の香りがしそうなシボネーですがまあとにかくかっこいい！

れいちゃん出てくるまではだいやくんに注目しています。とっても色気のあるお顔で踊っててマイティーっぽさを感じる熱さというか、花男らしさがどんどん増してる気がするだいやくん。これからも注目です…！

最後1列ずつ出てくるところで異様に足が早いれいちゃんもツボ！みんなの掛け声が元気よくて笑顔になってしまうシーン。

SHEを一人で歌うほのかちゃんがますますかっこよく凛々しくなってて周りの娘役さんたちもとーーっても綺麗！

夜の街の幻影の場面は、わたし的ハイライトです！
髪をくしゃっとする柚香さんを初めて観た時マスクの中で叫びました、かっこいいーーーーー！と。

謝先生の振付がかっこよくて最初の凛乃との絡みもクールで良い！この場面は一瞬たりとも見逃せません！最後の最後2階に向かって投げキッスからの笑い顔…ころすきかー！
みんなで1列に並んで手をつくところとかも最&高なんだよなあ。みんなお衣装個性的でれいちゃんが革ジャン半分脱いでノリノリなところも好き。

続くボレロもやっぱりだいやくん注目してしまう…！視線泥棒！

退団者さんたちのジュテームの場面もクラシカルで好きです！これぞロマンチックレビュー！

デュエットダンスはまどちしか観ていないれいちゃんを見守ります。白い燕尾もまたかっこいいのであります。

とても長くなりましたが何度も楽しめる作品でホッとしましたｗ

最後に。
ちょうど観劇した日にマイティーがいらっしゃってて2階席まで大盛りあがりだったのですが、ショーが始まる前マイティーが客席に投げキッスをしてくれて泣けました。花組ファンに愛される男役！
言ってもしょうがないですけれど、やっぱりこの場面はマイティーいたら盛り上がりそうだなとかかっこよく踊っただろうなとか思ってしまう気持ちが押し寄せてきて寂しい気持ちがまだ消えませぬ。
博多座観に行けますようにー。。

花組さん無事に大劇場&東京完走できますように！
早くまたれいざさんにお目にかかりたい！

最後に宝塚ホテルで泉まいらちゃん監修デザートもちゃんと食べました！復活待ってるよー！