「クソ理論のデリバティブ」2023年3月1日

年も変わって2023年に入り、もう二か月が過ぎたんですねぇ。数か月もやる気がなくnoteを開いていなかった間に気づいたらロゴが変わっていたり、そもそもnoteの使い方をまるっきり忘れていたりと大学のレポート以外でアウトプットをする機会がほぼほぼ死んでいたわけなのですが皆様はいかがお過ごし?

noteのロゴが変わるとかすげえネタにしやすそうだしサッカーのワールドカップをネタにするとかいろいろ書くこと自体はありそうなもんだったのにほんとに私は何をやっていたんでしょうね。ブログを書いて発信することが五日何かの役に立つのではないかと思って始めたものですが人間は簡単に飽きるようにできてしまっていて困ったもんです。これまた何個か記事をあげてまた飽きて数か月放置するんだろうなあと思うともうすでに書くのをやめてしまいたい現状のわたくしであります。

さて、今回のタイトルにもなっている「クソ理論のデリバティブ」ですが、
意味合いとしては「もともとあった理論を利用してそれを拡大解釈することで自分の理論に正当性を持たせようとする」ということを指して思いついた言葉です。

近年インターネットを使用しているときにどうしようもない理論を展開している人をよく見かけるようになったなあと思う次第であります。

まあ実際には昔からそんな理論を展開している人がいたんでしょうがSNSを誰もが使うようになって人々の目につきやすくなったんでしょうな。様々なトンデモ理論を見てこれを使い続けると馬鹿になるなあと思って最近Twitterを削除したのですが、これが大正解。ストレスの軽減になったなと心から思いました。

そんなことはさておき、教養があるっぽく見せるためにデリバティブってなんじゃということを説明させていただきます。

デリバティブというのは日本語で金融派生商品といい、一言でいえばいろんな株式、債券、社債などを組み合わせて作った金融商品のことを指します。
まああんまり経済のこと知らないよ~って人は株だと思ってくれたら全く問題ないです。例えば10万円で年利5パーセントのデリバティブを買うと1年後に10万5千円になるよ~ってものです。

これが一躍有名になったのが2008年に起きたリーマンショックなのですが、ご存じでしょうか?
まず、リーマンショックって結局何が起こったの?というのを死ぬほど簡単に説明すると、株を売ってお金を集めている会社が事業がうまくいかないことでお金を稼ぐことができず、返済ができなくなって倒産をすることで株を買った人がめっちゃ損をするという最悪の事態がえげつない数と規模で起こっちゃったというものです。

このときに問題となったのがデリバティブ。デリバティブの中に様々な会社の株やらなんやらが混ざっていたのですが、その中に混ざっていた「サブプライムローン」というアメリカのおうちを買うために所得が低いの方でも組むことができるローンがあったのですが、これのお金が払われなくなっちゃったんですね~。結果、世界中で大損をこいた人が大量に生まれたり、景気が悪化したりと最悪な事態になったというわけです。

ここで面白いのが、こんな危険なものが混ざっている商品がなぜ飛ぶように売れたのかってことですよね。はなから買われなければ世界中に波及することはなかったわけで。これの理由は簡単で誰もリスクが高いと思ってなかったんです。というのも、金融商品の安全度、信頼度を評価する会社というものがあったのですが、その会社がそれらのデリバティブは非常に信用が高いという評価をつけていたのです。だからこそ世界中の人が低リスクでそこそこのリターンを得ることができると思いこれらの商品が大量に売れてしまったんですね。

と、ここで「クソ理論のデリバティブ」に戻るのですが詰まるところが権威を笠に着てしょうもない理論をその中に混ぜ込むことであたかもそれっぽくみせているというのが非常にリーマンショックが起こった原因のデリバティブみたいやなあと思ったという話であります。

最近でいうとホットな話題がカエル化現象ですね。そもそもカエル化現象自体が周りに自慢できる格の彼氏彼女が欲しいという愛が全く関係のないところで起きており、そもそも最初に抱いた好意自体が恋愛のものではないのでは?と疑いたくなりますね。
それはさておき、そこにまじってきたトンデモねえ事例が。「彼氏が財布を出しているのを見た時に急に冷めた」、とか「フードコートで彼氏がきょろきょろしてるのを見て冷めた」とか。まるで意味が分からんぞ!

これは蛙化ではなく、ただのカスでは?と思ったときにもうTwitterをやめようと思った今日この頃のわたくしでございました。

またnoteを書く日は来るんでしょうか…?とか言いながらまた明日も書いてそうだな。黙ってやる気がわくのを待ちます(⌒∇⌒) ではでは~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?