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尖って見えて実は“万能”!環境的にも優等生《カステルエルフ(RSL)》

【注意】
◈競技(大会、レート)ではなく
 ランクマッチで楽しめるものを想定します。
◈ブログのようなものに近いと思って下さい。

【0】はじめに

こんにちは。アンマリちゃんです。
私のnoteを見に来て下さり
ありがとうございます。

早速ですが、本題に入ります。

RSLナーフ直後、カステルエルフで14連勝。

前弾までは財宝や回復をメインにしていて
ドゥルガーが1枚も当たらなかったので
エルフデッキ自体が久しぶりだったのですが
そんな私でも、問題なく使えました。

勿論、決して簡単なデッキでもないですが
エルフらしい戦いができるデッキの中では
比較的、易しい部類かなと思います。

【本日のリスト】

改めて、今回はキャラクター人気も高く
ラスワネクロに有利を取れる学園の切り札
『カステルエルフ(RSL)』について
私なりの解釈で紹介しようと思います。

エルフクラスはコンボを主体とする
テクニカルな戦いをする事も多いので
専門家(特段得意な方)が多いイメージです。

当然、そういった方々のnoteや動画の方が
勝つ為に役立つ情報が多いと思いますが
私のnoteでは、初歩の初歩から確認をして
カステルエルフの楽しさを知って貰えるように
最善を尽くして参ります。

それではお手柔らかにお願いします。


【1】カステルに出来ること

カステルエルフは、場を離れたエルフフォロワー
(以下「エルフカウント」と呼ぶ)を沢山稼いで
7t付近に盤面を超強化するデッキです。

コンボデッキというよりは
テンポデッキの側面の方が強いと思います。

それではキーカードの性能を確認していきます。

まず、ここデッキの核になるカステルですが
エルフカウント10以上で「緑の顕現」を
手札に加えることができます。

10未満では加わらないので
序盤からの回収は出来ませんが
早くても5tあたりから条件が達成されて
その後はバウンス等で複数の顕現を
手札に蓄えておくことができます。

そして、顕現の効果は、EP回復と
エルフカウント20でバフを付与します。

2コスト以上のフォロワーだと
+1/+1の普通のバフですが
1コストのフォロワーの場合は
+3/+3されて、守護と破壊耐性を持ちます。

この破壊耐性の付与が現環境に適しています。
特にラスワネクロのイステンデッドに対して
非常に有効
で、競技シーンでは
対ラスワネクロとして採用されるほどです。
(ちなみに、理由はそれだけではなく
後ほど紹介するリリィも影響しています。)

ランクマッチなどの雑多環境でも
ヘドネやエデンなどに対して強く出られます。
漆黒の使徒でも対応不可です。

また、カステルと顕現には疾走がありませんが
他のカードたちがこの辺りをカバーしています。

フロストは2プレイ以上で自身が疾走し
4プレイ以上で進化する1コスト
なので
顕現とは非常に相性が良いです。

プルメリアはフェアリーを毎ターンに1体だけ
疾走を付与することができる
ので
進化フェアリーを場に出す「妖精の学習」などで
フロストと同様の疾走を用意できます。

また、プルメリアは自動進化があるだけでなく
ドレインを持っているので
回復要員としても非常に優秀です。

1コストなので、顕現でバフをすれば
大きく回復することも可能です。

ちなみに、これは余談ですが
今が全盛期になるのか?というと
実はそうとも言いきれなくて
レーネ、カーバンクル、ガーベラベアーなど
カステルと相性の良いカードは
結構ローテ落ちしてしまっています。

特に1つ前のローテ落ちがベアーで
このカードがいたら疾走打点も
もう少しラクになっていたと思います。
こればかりは仕方ないですけどね。

とは言え、現環境の状況を考えたとき
相対的に今が1番強い可能性はあります。
現在のカードプールも粒揃いですからね。


【2】今のエルフクラスに出来ること

「カステルエルフが」強いというだけでなく
「エルフクラスが」強いみたいな話もあります。

その代表的な例がリリィです。

リリィは疾走打点を防ぐカードだけでなく
消滅よりも重い、変身させる能力があります。
さらっと書いてある2回復も強いです。

この強力なメタカードをエルフクラスだけが
使えるだけでなく、バウンスで使い回せる点
環境に対して強い所以だと思います。
今弾だとダークアリスが疾走ですからね。

ちなみに、また後で詳しく述べますが
今回のリストではリリィを採用していません。

その理由の1つに、リリィは2コストなので
基本的にはエルフカウントを稼ぐカステルとは
相性が良いわけではなく
ランクマッチ(雑多のBO1)では
いれない方が戦いやすいと思ったからです。

勿論、入れた方がいい理由も明確にあります。
カステルの顕現がラスワに有利といえども
それは7tを迎えられた時の話なので
6tや先7のイステンは止められません。
BO3などの明確な意図を要する場合は
絶対にリリィを採用した方が良いです。

次に紹介するのは、現在の直接召喚枠メイです。

そもそもレーネやメイの直接召喚は
「場に出す。その後、これを手札に戻す。」
という表記をしているので
エルフカウントもしっかり増えています。
(私もこれを初めて知った時は驚きました笑)

また、メイは1,2点のaoeが出来ます。
当然ですが、この処理が普通に強いです。
横展開の代表でもあるペラゴも処理できます。

冷静に処理札を直接召喚で引っ張れるのは
かなり便利ですよね。

あと、もうナーフされてしまいましたが
ウィスプ生成カードを採用している場合は
4tのマナリアの横展開を処理することも
不可能ではありませんでした。

それから現在のバウンスカード枠も優秀で
除去バウンスの異形のアクセラ
リソースバウンスの導きもあります。

エルフのバウンスは、除去とリソースの
この2種類がある時が安定していて強い時だと
過去を振り返っても思っています。

そして、エルフカウントにも貢献してくれる
アネモネ・サルビアは本当に優秀です。

疾走してくれる点も優秀ですが
実は守護を出せる点も優秀だったりします。

例えば、上の画像はバフドラ対面です。
こうなると、この盤面を返せたとしても
試合に勝つことは難しいです。

そこでアネモネの守護により
盤面ロックをしました。

そして次のターンに逆転勝ちです。

このように攻撃力の低い守護フォロワーは
選択肢の広がる良カードだと思っています。

他にも1t最強で回復もできるカノン
盤面を空けつつドローもできる撒き手など
1コストの優秀なエルフフォロワーが多いです。

総じて、現在のエルフは
使いやすいバウンス・妨害・除去(aoe)・回復など
対応力に優れたカードプールをしています。

リソースも一度動き始めたら申し分無いです。

そして、それらの殆どが1コストを中心とした
エルフフォロワーで構成されているので
カステルエルフデッキの安定感を高めています。

なので、いきなりタイトル回収ですが
カステルに依存した尖ったデッキに見えて
実は対応力に優れた万能デッキなのです。


【3】苦手を補強するリコリス

今弾RSLのエルフのテーマはコントロールです。
なので、バビー、ラフレシアプリンセスなど
新カードはコントロールに寄っています。

その中でも特に強いと感じているのが
リサージェントのリコリスです。
リコリスに出来る事は以下の通りです。

  • 1ドローができる。

  • 能動的に自フォロワーを退場できる。

  • 無料進化が出来る。

  • 必殺を持っている。

  • 妨害を用意できる。

ポイントを2つに分けて解説します。

まず、1ドローとフォロワーの自主退場が
単純にカステルエルフと相性が良いです。
更に無料進化ができる点も
アスシオなどをケアできて便利です。

ここまでだけでも採用する価値はあります。

そして、このカードの大事なポイントが
小回りの効く低コストでありながら
必殺と妨害を用意出来る点です。

妨害の方は特にビショップに有効で
5•6tにリコリスを付与させておくと
ライナの玉兎やジャンヌを牽制できます。

また、ドラゴンなどの大型フォロワーを
-5/-5の効果で除去や弱体化ができ
更に必殺で確定除去をすることも出来ます。

要するに、リコリスはカステルが苦手とする
縦の処理(大型の処理)を担っています。

横の処理(多面処理)にはメイがいるので
対面や盤面によって使い分けることが出来て
非常に使い勝手が良いです。

なので、個人的には雑多環境のランクマでは
リコリスの採用をオススメしたいです。

ちなみに、リコリスのデバフは
プレイしたときの効果なので
ファンファーレは使えます。

自分のフォロワーならメイのaoeや
アネモネからサルビアを出す効果も使えますが
同様に、相手のフォロワーも使えてしまうので
妨害を構える場合はその点も注意しましょう。


【4】学習と10の意識

このデッキを使う上で
最も意識したいポイントは何だと思いますか?

答えは人によるとは思いますが
私は「エルフカウント10達成」だと思います。

何故「20」ではなく「10」なのか?
それは学習というカードを見れば
一目瞭然だと思います。

学習はエルフカウント10達成になって
初めて1ドローができるカードです。

カステルエルフというデッキは
低コストフォロワーを並べるデッキなので
比較的手札の消費は多く、また、カステルという
キーカードを引けないと話にならないので
学習の1ドローが有るか無いかで
状況は大きく異なります。

しかも学習は3枚ではなく、実質6枚です。
テイマーのラスワでも加わります。

学習は、プルメリアや顕現と合わせて
フィニッシャーにもなりますが
どちらかと言えば、中盤以降から使用して
毎ターン疾走しつつ、ドローをし、
デッキを回す方が強いと思います。

プルメリアの自動進化条件も
エルフカウント10ですからね。

逆に、10さえ達成してしまえば
20の到達は比較的容易だったりもします。

この辺りは実際に使ってみると
よく分かるかなと思います。


【5】採用に意図を持たせる

全てのデッキに言えることですが
採用に意図を持たせることは大切です。

例えば、先程リリィの話を少ししましたが
BO3で特定のデッキに対してメタを張りたい
という意図があるなら、2,3枚の採用が
検討されることでしょう。

或いはプレイの方針・スタイルでも
採用枚数は変化することでしょう。

今紹介している私のカステルエルフは
ランクマッチを想定していて
負け数よりも勝ち数を稼ぐ事を意識しているので
基本的に7t顕現ができる調整をしています。

ですが、負けない立ち回りをするために
リリィや真相究明を採用してコントロールし
7tではなく8tにリーサルを見据えて勝つ
という方針も作戦としては良いでしょう。

加えて、カジュアルに楽しんでいる勢では
エーテル資産やお気に入りカードによって
採用枚数を歪めてもいいと思います。

リリィはレジェンドだからリコリスにするとか
ラフレシアをピン採用するとか。

前置きが長くなってしまいましたが
採用カードに一般解はないですが
代わりに自分に合った正解は必ずあります。

そのことを念頭に置きつつ採用候補カードを
見て欲しいと思います。

まずは、フェアリーウィスプを生成するカード
郷愁眺望です。私は郷愁を採用しています。

郷愁を採用している理由は主に3つあります。

  1. やや暇な3tに使えると強い。

  2. 2回復がそこそこ優秀。

  3. ウィスプを加えるのがターン終了時
    なので、一時的に手札を空けられる。

特に上振れケースではありますが
3tにプレイできた場合に
4tからウィスプを使い回せるのは
かなり動きやすくなり強力です。

逆に眺望を採用していない理由は
私のデッキにはリコリスがいる関係で
眺望とリコリスの同時進化ができないからです。

なので、恐らくリコリス派の人は
眺望ではなく郷愁の採用を優先するかなと
個人的には考えています。

先程から名前の挙がっている新カード
ラフレシアプリンセスも採用を
十分検討できるラインだと私は思っています。

特に条件達成時の合計2枚ドローが強力で
除去や回復もあるエルフフォロワーなので
ニュートラルのアスシオと差別化ができている
いい塩梅のカードだと思います。

カステルといえば、相性の良いアリアの採用も
十分検討出来ると思います。

7回の進化条件もレーネこそいませんが
自動進化の学習やエレガンスもいますし
今回で言えばリコリスが無料進化なので
コンセプト的には悪くなさそうに見えます。

他にもマガチヨを絡めるというのも
別に変では無いと思います。
私の最初のnoteが、それでしたし笑。

ただ、あの時はレーネ・メイという
ダブル直接召喚を強く使いたい意図で
考案したデッキだったので
今のカードプールでは強くないとは思います。


【6】ウィスプは必要?

最後に、そもそもウィスプは必要なのか?
ということについて私の考えを書きます。

結論から言えば「無くてもいい」のですが
あったときの恩恵が大きいと思っているので
私は採用しています。その理由が4つあります。

  1. アネモネ・サルビアの「バウンス先」

  2. メイ・フロストの「プレイ稼ぎ」

  3. リコリス・撒き手の「当て先」

  4. あと少しのエルフカウント稼ぎ。

まず、アネモネ・サルビアの話からですが
対象が「1コスト以下」のフォロワーなので
ウィスプをバウンスすることもできます。

このデッキでは、アネモネ・サルビアが
3枚ずつ採用されているので
円滑に回せるのは、かなり優秀だと言えます。

2つ目のメリットについて、特にメイに関しては
3tでウィスプを加えられた時に
4tで2点aoeを出せるのが強力です。

このデッキの除去は、先述しての通り
縦のリコリス、横のメイが要なのですが
これらは進化や4プレイが条件になるので
実は先4までの除去能力は低いです。


序盤からフォロワーを展開できていたり
カステルや異形がいれば問題ないですが
それらがいない場合は、割と詰みます。

そのような観点からもウィスプ→メイは
あった方が安心する材料になります。

3つ目のメリットの当て先に関しても
かなり便利な場面が多いです。

特に知っておきたい情報としては
2枚以上のプレイでウィスプが消滅しても
リコリスの能力が働く
ということです。

これは後半のフォロワーを貯めておきたい状況で
非常に役に立つので覚えておくと良いでしょう。

最後のメリットに関しても重要で
能動的に自主退場できるウィスプは
エルフカウント稼ぎにも役に立ちます。

上の画像ではアネモネ・サルビアの時点で
エルフカウントが「9」なので
サルビア当たり、或いは4プレイのメイ呼びで
エルフカウントが10になります。

しかしここで、ウィスプを投げることで
エルフカウント10になり、残り3PPあるので
アクティブのプルメリアや学習を使いつつ
サルビアもリーダーへ攻撃ができます。

かなりの差がありますよね。

実際、カステルエルフを使うとよく分かりますが
「あと1カウントあれば…」という状況が
沢山あるので、1カウントを稼ぐ手段は
多いことに越したことはないと思います。


以上、4つのことを実際に体験したときに
私はウィスプが必要だと思いました。

ですが、ウィスプ不採用のリストも多いので
自分に合った採用を検討してみると
良いと思います。


【7】具体的な回し方

【改めて、本日のリスト】

さて、ここからいつも通り
具体的な回し方を纏めていきますが
今回のカステルエルフに関しては
この節は大して重要ではないと考えています。

どういうことかと言うと、
このデッキのリーサル方法は
基本的にカステルの一辺倒です。

では、その為に必要な20カウントを
財宝やスタック消費のように
緻密に計算してプレイしているのか?というと
(少なくとも私は)実はそういう訳でもなく

プレイに関しては、かなり大雑把です。
感覚は連携ロイヤルに近いでしょう。

また、対応力という言葉を度々使ってきた通り
自身の強みを押し付けるだけでなく
対面のデッキ理解も極めて重要です。

何故、カステルエルフが使われるのか?
何故、私がリリィを採用していないのか?
何故、ウィスプ枠を郷愁にしたのか?
など、ここに至るまでの「理解力・構築力」と
実践で培われる「感覚」の方が
勝敗に影響すると私は思っています。

とはいえ、目安みたいなものも必要だと思うので
拙い解説にはなりますが、私なりの考えで
具体的な回し方を纏めさせて頂きます。

【注意】
ここまでの記述・思考を基に纏めていくので
繰り返しになる部分があるかもしれませんが
予めご了承ください。

また、なるべく簡潔にまとめていきたいので
断定する口調を使用したいと思います。
無礼な態度に感じましたら申し訳ございません。

加えて、私は平凡な一般プレイヤーなので
全てを鵜呑みにしないようにお気をつけ下さい。

それでは、改めて宜しくお願いします。


《マリガン》

マリガンは「リソース関連」が優先度高め。
1コストフォロワーが多い特徴もあるため
導きのキープも推奨します。

【共通】
カノン>導き>撒き手>プルメリア≧テイマー

セットキープ①:
アネモネ・サルビア+上記の1コストフォロワー
(後攻なら単キープも検討)

セットキープ②:
郷愁+上記の1コストフォロワー
(リソースを担保できる時や後攻時のみ。)

3tの郷愁は強力ですが
リソースの方が大切だと思います。

また、1コストが多いのでアネモネ・サルビアも
後攻なら単キープしても良いのかもしれませんが
手札事故の可能性も0ではないですし
後半に引いたとしてもカステルをバウンスさせる
役割があり、序盤だけが強いわけでもないので
基本はセットキープになるかなと思います。

とにかく、手札事故と手札が尽きないように
方針と見通し立てを心掛けます。


《1,2,3ターン目》

序盤はマリガン通りに動きます。
意識することは「エルフカウント」と
「リソース」
です。

特に先攻の撒き手などは
バウンスで複数回使うことも考えます。

カノンもバウンスすることで
フェアリーを複数枚回収できるので
次点でバウンスしたいカードになります。

また、3tの郷愁は強いです。
先述している通り、
ウィスプを用いて多彩な動きが出来るので
積極的に狙いたい動きになります。


《4ターン目》

4tに意識することは…、というよりも
ほぼ必須事項がメイの直接召喚です。

例えば、上の画像では手札にアネモネ・サルビア
がいますが、それらはプレイせずに
4プレイ達成でメイを直接召喚させています。

メイは実質1ドローに相当するだけでなく
エルフカウント稼ぎにもなります。
勿論、アネモネでアグロする択もありますが
それと天秤にかけた場合でも
基本はメイの直接召喚の方が強いと思います。
(勿論、他の択も検討はしましょう。)

但し、それはウィスプがない時の話です。

ウィスプがあればウィスプバウンスで
アネモネ・サルビアを用いてもメイを回収でき
ウィスプ+1コストで動く場合は
4tに2点aoeをする事も可能です。

上振れ要素にはなりますが、そういう動きが
出来ることもウィスプ採用の魅力です。

また対面によっては、後4でリコリス進化し
妨害を構える方が有効なこともあります。
具体的には、回復Bや財宝Rなど
進化させたいカードがあるクラスに対してです。


ブーストが遅いランプドラに対しても
イルマや白竜に進化を使わせない観点から
有効だと言えるでしょう。

ちなみに、リコリスの効果はラスワではなく
場を離れる時なので、バウンス等でも
能動的に妨害を構えられます。


《5ターン目》

まず、大前提として5tには
エルフカウント10を達成させたいです。

そうしないと、顕現の回収や20達成が
目標とする7tに難しくなってしまいます。

また、学習などがこの時点でアクティブでないと
動きとしてかなり弱くなってしまいます。

最悪、ターン終了時の盤面が
全て離れた時に10達成できれば良いので
多面展開することも検討して良いでしょう。

但し、面ロックだけは怖いので
1面だけは空けておきましょう。
1面あれば撒き手などが使えますからね。

ちなみに、そういった下振れの状況のリコリスは
ターンの穴を埋めてくれる意味でも優秀です。
言い方を変えれば、お茶濁しです。

リコリスには1ドローもあるので
どう足掻いてもエルフカウントを稼げない時は
リコリスの妨害で1ターン整えることも
検討しても良いと思います。


《6→7ターン目》

6tにやるべき事はリーサルの準備
即ち、カステルをバウンスさせて
顕現を回収することです。

後ほど打点表も載せますが
顕現は2枚あれば18点なので
基本的には2枚回収を目安に動きます。

また、カステル等が引けていない場合は
とにかくドローを回していきます。
引けない時は30枚以上引いても出てこないのが
シャドバなので、その時は諦めましょう。

上手く動けた場合、蓄えていた顕現を使って
リーサルや事実上のリーサルを狙います。
顕現にはEP回復もあるので
盤面を作る場合は進化置きも検討します。

フロストも4プレイで自動進化させるのではなく
手動進化で十分です。
(但し2プレイしないと疾走はしないので注意)

【顕現の計算式】
顕現は1枚で1コストを3点バフします。
進化フロストや進化フェアリーは3点なので

2体を1バフしたら12点
2体を2バフしたら18点


また、3体を1バフした時も18点です。


《8ターン目以降》

7tや1回目の顕現で決められなかった時は
打点を貯める動きよりも
継続的に盤面を作る動きの方が
勝率が高いと考えています。

例えば、上の画像は対ランプドラゴンですが
7,8,9,10tまでカステルを使い回し
常に顕現の盤面を作っています。

これの主な理由なのですが
基本的にフォロワーが盤面に残れば
リーサルを取れるという圧を与えており
対ランプドラゴンにおいて破壊耐性は
最果ての竜神を使わせないケアになっています。

勿論、苦悶や上振れムーブのドラゴンは
カステルエルフと相性が悪いのですが
もし「ランプドラゴンの勝ち方を教えて」
と聞かれたら「7t以降の竜神を封じなさい」
と答えると思います。

あとは、私のリストだとリコリスがいるので
彼女がなんとかしてくれることを祈ります。

また、長期戦を視野に入れるなら
顕現ドレインは狙っていきたいです。

今回のリストではプルメリアのみですが
オタカラトンボなども比較的強いです。

ちなみに、少し話は逸れますが
プルメリアを使い回せる点や横処理が得意な点
顕現の破壊耐性がヘドネを無力化できる点からも
アグロVとは相性が良く
コンシードプランでも十分に戦えます。

相手が無理やり復讐状態に入れたとしても
疾走で逆リーサルできることも
噛み合いが良いです。

ランクマッチを回す人からすれば
このアグロを止められる要素があるのは
結構、有り難い要素だと思っています。

何度も繰り返しになってしまいますが
対応力が高いデッキになっているので
ある程度はどの対面でも戦えると思っています。


【8】おわりに

エルフというクラスは
プレイスキルを磨けば磨くほど勝率の上がる
『正直なクラス』だと思っています。

今回のカステルエルフも
例外では無いと思います。

しかし、初めの方にも述べたように
その中では比較的扱いやすく
エルフの戦い方に親しみながら楽しめる
かなり面白いデッキだと思っています。

そして、チューニング方法も様々です。
新弾がコントロールによっていた事もあり
多彩で、構築を組む楽しさもあります。

もし、エルフクラスを使ってみたかったけど
難しそうで断念していた方がいましたら
騙されたと思って、是非カステルエルフで
遊んでみて欲しいなって思います。


以上で、今回のnoteを終了します。
最後までご覧に頂きありがとうございました。

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