人の顔色を伺って
その人の望むように振る舞う

不快なことは言わない
指摘はしない

それがその人のためになると
わかっていても…

わたし以外の誰かが言ってくれるだろう
わたしが言っても伝わらない

空気のように存在感を消して
無色になる

嫌われたくないわたしの処世術

誰かの代わり
おまけ
いてもいなくてもいい存在

いつの間にか
わたしの価値は大暴落

自然と大事にされないようになりました

攻撃されるようなことはありません
「嫌い」と言われることもありません

その代わり
大事にもされません

もちろん
「あなたじゃなきゃ」とも
思われない

誰にも嫌われたくないわたしは
誰にも愛されませんでした

「難があるから有難い
難にもないのが無難」

すこし難しいくらいがいいのです

すこしクセがあるから
あなたじゃなきゃだめで
愛せるのです

自分の正しいと思うことを貫き
美しいと思うものを慈しむ
ポキっと折れそうな弱さを受け入れ
静かに燃える青い炎のような情熱を持つ

わたしのありたい自分はこんな感じ