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Freedom from Suffering③ 苦から自由になる ルアンポー・プラモート師

(続き)四聖諦(ししょうたい;The Four Noble Truths)はブッダが悟りを開いたときに観た最も高い段階の教えです。四聖諦は普通の人々を悟りを開く人へと変化させるのです。四聖諦は苦があるということ、苦には原因があるということ、苦は滅するということ、苦を滅する道があるということです。これまでにこのことを聞いたことはありますか?普通、一番目の四聖諦を考える時、生まれ、年を取り、病気になりそして死ぬーーこれらは苦を意味します。しかしこれらは苦しめられるという事を意味するわけでは無いのです。私達が愛する物から遠ざけられること、私たちが好まないものにコントロールされることも苦です。私達が努力して望んだものが得られないときこれらの事はすべて苦の原因です。しかし本当はこれらは苦の症状なのです。仏陀が言ったように本当の苦は私たちの身体と心を覆う五蘊なのです。
 
最初の塊は身体です。身体の症状とは:年を取り、病気になり、そして死ぬのです。二つ目の塊は感覚、ヴェーダナーです。三つ目の塊は相(記憶)サンニャーです、区別し分別するのです。四つ目の塊は行、サンカーラ、精神形成、健全な事、不健全なことを創り出す働きです。五つ目は識、ヴィンニャー、意識することです。これらの事を心と呼んでいます、目、耳、鼻、舌、そして身体で気づき対象を知る事です。(続く)

参考:Freedom from suffering

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