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017 cyworldに登録して韓国人の知り合いが増えた

2000年代に韓国の学生から社会人まで、ほぼみんなやっていたと言っても過言ではないぐらい大流行していたcyworld。

日本のmixiみたいな感じだと思ってもらえば分かりやすいかな。

2007年から2011年まで韓国の大学にいたのですが、その時がcyworld全盛期だったと思います。

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韓国でも数年前にcyworldからフェイスブックにユーザーが大移動し、今はインスタがメインですかね。

私の体感だと、日本と韓国でフェイスブックは同じ時期に流行りました。4,5年前ぐらい。


韓国大好き女子高生になった私は、韓国の情報をネット検索し続けた結果、cyworldにたどり着きます。

そして2004年、高校2年生の時にcyworldに登録しました。

当時外国人の登録者がほとんどいなくて、登録には苦労しました。

韓国語のページを何度も自動翻訳して、さらに紙の辞書をひいて、何度も登録がうまくいかなくて運営に韓国語でメールを送ったり…

やっとミニホームページを開設できたときは本当にうれしかった。


cyworldはユーザーがそれぞれミニホームページを開設する、というスタイルでした。
↓↓ミニホームページこんな感じ(私のじゃないよ!)画像3

自分のミニホームページに、写真を投稿したり、日記を書いたり、書き込みページを開いて他人からメッセージを書き込んでもらったり…

ミニホームページの背景(スキン)や、BGMは有料で販売していて、いかに自分色に染めるかに命を懸けていました。笑


そんなcyworld、当時は外国人ユーザーがほとんど見当たらず、日本の本名アルファベットで登録していた私は良く目立ったみたいです。

仮に本名が「ゆき」だったら「Yuki」で登録していました。

cyworldは本名登録が必須なので、韓国人はハングルの本名で登録しているんです。

アルファベットの、明らかな日本名は目立っていました。

友達申請が殺到し、訪問者もかなりの数いました。

当時は若くて何も怖いものがなく、それに外国のネットということで警戒心も薄れ、自分の顔写真とかも普通に投稿していました。怖い。

韓国ユーザーたちは、リアルな日本の女子高生の生活を見れて新鮮だったのかもしれません。

高校での体育祭の写真とか、数学の授業の板書写真とか、自転車通学の様子とか、ありのままを投稿していました。

↓↓実際にcyworldのミニホームページにアップしてた数学の板書画像1

そんな写真には韓国語でコメントがつくので、それを頑張って解読して韓国語で返信する…を繰り返していました。

自分の投稿にコメントをくれる韓国人のミニホームページを訪問して私もコメントを書き込んだり、cyworld上でどんどん知り合いが増えていきました。

韓国人と韓国語でやりとりをするなかで、韓国がもっと好きになったし、韓国語も上達したかな。


今はスマホのラインやアプリで外国人とも簡単にコミュニケーションが取れますが、2000年代前半、当時高校生だった私には外国語で外国人とコミュニケーションをとる…という経験自体が新鮮でとても楽しかった。

cyworldでたくさん友達ができて、何人かには実際に韓国留学中に会ったこともあります。

留学中によく遊んで、今でも連絡を取り合う友達もいます。

今はアプリとかネットで知り合うのは怖い時代なので、あまりおすすめはできません。

でも私の韓国語学習にcyworldが役立ったのは事実。

cyworldで知り合った友達と、15年ほどたった今でも仲がいいのも事実です。

ただし、ネットで知り合った人と実際に会うのはリスクもあるので(外国人ならなおさら)くれぐれもみなさん気を付けてね

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