韓国の名門大学に正規留学＆卒業しました。

在学中に見た、日本ではありえないような光景について書き残してみよう。韓国の大学在学中のあるある。

きっと韓国の大学にいたことがある人は「あるある！！」って思ってくれるはず。

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①食堂にひとりでいたらキリスト教に勧誘される
②ジャージ姿でキャリーバックを引っ張りながら、枕を抱えた学生が図書館に（ほぼ）住んでいる
③人気の講義を受講するための戦いが熾烈（０．１秒の世界）

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まずは、

①食堂にひとりでいたらキリスト教に勧誘される

これは大学内だけじゃなく、韓国あるあるかもしれない。

ひとりで道を歩いていると、善良そうな人に話しかけられる「하나님（もしくは하느님） 믿으세요?（はなにむ みどぅせよ？）：神様を信じていますか？」と話しかけらえることがよくある。ほんと、びっくりするぐらい。

韓国に行ったことがある人は、教会の多さに驚いたことがあるはず。夜になると赤いネオンでかたどられた十字架だらけになる、韓国。

ご両親ともに宣教師で、自分も宣教師になった日本人のお姉さんが「アジアのなかでキリスト教の普及に成功した国が韓国、失敗した国が日本」と言っていた。

大学の友達にも、毎週教会に通っている子がたくさんいた。韓国には本当にキリスト教信者が多い。

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私は実家が仏教なので、キリスト教を信じるつもりは一ミリもなかった。なので道端や学校内で「神様を信じていますか？」と聞かれたら、目も合わさず苦笑いして逃げる…という対応を繰り返していた。

じっくり話を聞いたらどうなるのか、試したことがないから分からない。

大学の食堂でひとりでご飯を食べて、食べ終わってぼーっとしていたら、

「神様を信じていますか？」

大学の庭にあるベンチに座って時間をつぶしていたら、

「神様を信じていますか？」

のんびり歩きながら移動していたら、前から歩いてきた人に

「神様を信じていますか？」

ほんっとうによく話しかけられた。

普通にプロテスタントやカトリックの勧誘のこともあるそうだけど、道端や学校内で突然話しかけてくるのはサイビー（やばい宗教）の可能性の方が高いと聞いたこともある。怖いよ。

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出会い方はうろ覚えだけど、日本語を少ししゃべれる大学の先輩が、日本語の本か何かを見ていた私に話しかけてきたことがある。

「韓国で大学生活大変でしょう。困ったことがあったらいつでもオンニに言ってね」みたいな感じで、やさしく話しかけてもらい友達になったことがある。

2回目に会う時に「私の仲いいオンニだよ」とある女性を紹介され、3人でご飯を食べた。

3回目は、突然メールで大学内の〇〇でみんなで宅配ピザとって食べてるんだけど、量多いからannieも来ない？と誘われて行ってみたら…5，6人がピザを食べながらキリスト教の話をしていた。そして私にも勧誘っぽいことを始めた。

素性を隠して親切なふりをして近づいてきたんだ、と分かった時に辛くていたたまれなくなり、かなり空気を読まない感じで途中で帰ったことがある。

そんなことがあって、私はより一層「神様を信じていますか？」が苦手になった。

日本人の宣教師の家族の娘さん（私と同い年）と仲良くなったことがある。家族ぐるみでとっても良くしてくれて、今でも感謝しかない。

いい人もたくさんいるんだろうけど、街や大学構内で突然「神様を信じていますか？」と話しかけてくる人にはあまり関わらない方がいいんじゃないかと思います。