おはようございます、暗夜灯（あやと）です。

山根あきらさんの「卑怯なのは誰か？AとBどちらが倫理的か？」の哲学問題について、参加したくてずっと考えていたのですが、ようやく自分の回答が出来ましたので、投稿したいと思います。

今回も非常に難しい問題でした。

わたしの回答としましては

「どちらも卑怯ではなく」「どちらも倫理的である」

Aさんの理由

Aさんは、Bさんに復讐を手伝ったもらいました。
しかし、Bさんからの復讐は断りました。

Aさんは卑怯ではありません。
復讐は悪という前提があり、知らない人に危害を加えることは良くないというモラル・道徳観があるため、お手伝いは出来ませんということは倫理的であると思います。

Bさんの理由

Bさんは、Aさんを信じて復讐を手伝いました。
しかし、Bさんの復讐は断られました。

Bさんは卑怯ではありません。
Aさんを信じて復讐のお手伝いをしたことは人道的で正義感があり、倫理的であると思います。
Aさんから復讐は断られましたが、Bさんは交換条件を求めてAさんの復讐を手伝ったわけではないので、断られても仕方がないことだと思います。

感想

はじめ読んだ時には、「Aさんはひどいな」と素直に思いました。
しかし、卑怯であるか、倫理的であるかという問いなので
そこをAさんの立場、Bさんの立場で考えたところ、Aさんが一方的にひどいというわけではないのではと思いました。

「Aさん手伝ってよ」と思うのですが
それはわたしが感情的になっているだけであり
AさんもBさんもそれぞれ自分なりの倫理観に基づいて行動しているということに、気づけました。

いやあ、もう、考えさせられましたね。
その時々、わたしも色々な考え・行動で過ごしていると思います。

実際に生きている中で、Aさんの立場で立つことも、Bさんの立場で立つことも、自分自身で起こってきたのだな、と
あからさまにAさんを非難するということも出来ないな、と
自分を見つめ直すことが出来たことに山根さんに感謝です！

以上、わたしの答えでした。

#哲学問題私の答え