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ハンガーラックをつくろう

自分好みのハンガーラックを設計、製作した話。

みなさんハンガーラックを使用されてるだろうか?ぼくはクローゼットが足りず、服の収納に困って市販のハンガーラックを買ったことがある。しかしどうしてもデザインが好きになれなくて何年か前に処分して以来、使っていない。

なぜ市販のハンガーラックを好きになれないんだろう?ネットでいろいろと検索してみても、どれも似たり寄ったりで好きになれるものがない。そのハンガーラックが部屋の片隅においてあるのを想像すると、存在感で落ち着かない部屋になってしまいそうに感じる。ほとんどのハンガーラックは服の量に関わらず幅が固定なのも気に入らない。たくさん服をかけられるような大きなハンガーラックを部屋に置きたくないが、逆に小さいと足りなくなってしまいそうだ。足りなくなったら新しいのを買うのか?もっと大きいのに買い換えるのか?とモヤモヤする。

そんなわけで、自分で気に入るハンガーラックをつくろうと決心した。が、これというアイデアにたどり着くのは容易ではなく、行き場のない衣類の山を見ながら1年半も棚上げしてしまっていた。ようやく製作に至ったのでnoteに書いてみる。ちなみにDIYはやったことがない。

検討

デザイン1。これは1年半も前のスケッチだ。

ぼくは多くのハンガーラックが1本の棒であることに不自由さを感じている。1本の棒だから窮屈なんだ。縦横無尽にかけさせろ!と。そして網だったらいいんじゃないか?と考え、この藤棚みたいなイメージを描いた。そしてホームセンターで使えるものがないか物色していたところ、ワイヤーメッシュという資材を見つけ、これだと思った。木で枠を作り、上面にワイヤーメッシュを配置するのはどうか?

しかしワイヤーメッシュのサイズをカスタマイズするのが困難なため断念した。藤棚おもしろいけど。

デザイン2。個人的な好みで、ずっと箱型の構造を志向していた。しかし、どうすれば木で作った枠の部分が服の重みに耐えられるのか悩んでいた。筋交いを非対称に入れてかっこよく見せられないかな?とか、プラダンって補強に使えないかな?とか。強度を上げる方法を考えた結果、半分棚にすればいいのではないかと思いつき、このような絵を描いた。ハンガーラック単独だと線だけで不安定になってしまうが、棚は安定しやすい。

このころホームセンターで物色していて、G-Funとかイレクターという、フレームをコネクタやジョイントで結合することでさまざまな構造を組み立てられるシステムがあることを知り、これなら強い構造を作れるかもと気持ちが傾いた。でも商品に頼り過ぎたくないなぁ、などと、結論を出せずにいた。

デザイン3(採用)。3か月ほど前、急に強度を高める方法がひらめいた。2つの棚の間に棒を渡せばいいのではないか。

このアイデアは、ひらめいた瞬間に「あぁこれが答えだな」と思えるものだった。デザイン2までとデザイン3を比べると異なる点がある。デザイン2までは1つのかたまりとして作ることに囚われていた。デザイン3は複数のかたまりの集合という点で、考え方が飛躍している。2つの棚の間の距離を変えることによってハンガーラックの幅を調節できるし、棒は置くだけなので、ハンガーラック自体を消滅させることも可能だ。

1年半、自分だけのハンガーラックを作りたいと思い続け、絵を描いたり、ホームセンターの気になる資材売り場の前で立ち止まって想像力を働かせたりするも、なかなかデザインが定まらなかった。デザインが定まらないからハンガーラックは作れないし、ぼくの衣類の落ち着く場所はない。モヤモヤし続けていた。「ひらめく」という不可解な現象で、長いこと保留されていた課題が急展開するのは高揚感があった。

製作

ついに作り始める!材料を買ってきた。棚の枠を作るための木材が結構曲がっているので、組み立てたらガタガタになってしまうのではないかと不安だ。

電動ドライバを借りた。便利すぎた。っていうか、これがないと無理だった。

ハンガーラックの棒を乗せる部分は、こんな風に棚受けの溝を転用することにした。資材売り場で見つけてちょうどよいと思ったので。

さて、棚を作り始める。無事、棚の側面が1つ完成。木材が歪んでいても電動ドライバでネジを打ち込めばある程度矯正できたように見える。

ネジがめり込む。

2つ目も完成。

この2つの側面をブリッジでつないで1つの棚にする。3本の木の棒を立ててその上に乗せた状態でネジを打ち込んでいったので、結構不安定だった。笑。が、これも電動ドライバのおかげでなんとかなった。

片方の棚の枠が完成!

2つ目の棚も作っていく。側面を作った時点で床に立てて並べてみたら、すきまがあって、結構ゆがんでるなぁと思った。

棚の枠の部分が2つ完成。ワクワク。

ハンガーラックの棒を乗せる溝を取り付ける。

ちゃんと乗ることを確認。

棚板も取り付けて完成!

溝は4つあるので棒を4本まで乗せられる。

使用

実際に使ってみる。

棚と棚の間を離す。

棒を外すとハンガーラック消滅。

いろいろ置いてみると一気に部屋になじんだ。

まとめ

棚の部分にもいろいろ置けて、衣類のみならず収納を改善できた。使い勝手が良く、ぼくが気に入るハンガーラックを自分でつくることができた。長いこと棚上げしていた課題をようやく解決できて、部屋も気分もスッキリした。これで思う存分次の課題へと向かっていけそうだ。

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あのこね anoconne

ふつうのサラリーマンです。忙しいことを理由に10年以上、制作を楽しむことをあきらめて過ごしましたが、限界なので、しまいこんできた想いを形にしていきたいです。プログラミングや、素人ですが、映像、漫画、曲作りに興味があります。
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