『殴り書き超超超自我』

ミスiDを受ける以前とか とにかく全然自分のことがわからなかった。わたしはわたしが偶像だった。つまり 自分について考えることがあまりなかった。学校や親から言われ続けた「優しくていい子ね」はそうゆうことだろうと思っていた。おねだりなんてできなくて母にお菓子を頼むときはチロルチョコばかりねだっていた。少食なのに人が残したものはできるだけ食べて家に帰ってお腹を壊した。皿洗いとか掃除は徹底的に手伝った。はじめて自分にできた仲良しの女の子のすごいところを勝手に褒めて褒めて褒め称えてわたしはこんな人と仲良くなれて嬉しいなと思う反面どこか虚しかった 悲しいときは音楽を聴いて本を読んで映画を見て感情の処理を他人へ任せていた。それでいいと思っていたしそれでよかった。でもその虚しさは何なのかわからなかった。

「自分の人生が自分のものだと思ったことはありますか?」これ ミスiDを受けようと決意した前日に何故か天井から降ってきて部屋でのたうち回った 全然なかったから。恐ろしくて死ぬかと思った その次の日に友人からミスiDを受けないかと連絡があり即応募した。これが前日の話なんだから神様っているのかもなと思った 実像として。

もうこの部屋に酸素はないと思ったのは本当に書類審査を送る前日だったのだ。

自分についてこんなに考えつめたことは初めてで、でもそれが何となく楽しくて「産まれるってこうゆうことなのか」と思い知る カメラテストの動画での叫び声、あれはわたし自身の産声だったのだ。もしくは殻の割れた音。

(キャプチャすると阿保っぽいね)

わたしはすごくすごく極端に物事を運ぶ星に生まれたのだと思う。簡単に言うと△。わたしは三角形だ。わたしの星が三角形なのだ。傷つくのが怖いため基本的にマナーや思いやりや規律は守るから他人からはとってもいい子に見えるそうでそうゆう取り扱いをされてきたが、ものすんごいヘマ(部活動最後の文化祭の一週間前に呼吸の仕方を忘れ楽器が吹けなくなる、学校や授業を休むタイプではなかったのに気が張り詰めすぎて朝失踪し担任を泣かす、一人で出かけることはできるが反対側の電車に乗る等)を数々やってしまうので超絶バランスが悪い
「かわいそうでかわいい」。カタルシス。よく思われてきた
あと〆切とか色々な節目も重なる傾向にある 最近は頼まれていたことの締め切りとミスiDファイナリストの発表と志望校の面接〜合格発表と期末テストが一週間にかぶった。鬼。
あと学校ではクラスラインにすら入れてもらえてないのにミスiDファイナリストに入っている。斧を池に落として金ピカになるあの物語くらいアンバランスだ 他人の自撮りを嘲り笑うクラスメイトがわたしのアー写がインターネット上で432円税込で売っていることを知ったらどんな顔をするだろうか。ドン引き?叱咤激励?まだ何も言われていないけれど

ここまで超猛スピードで自分自分と語ってきたが何が言いたいのかと言うと、シフトチェンジをしたのだ。あの叫び声を皮切りに。わたしは 三角で痛むほどとんがっているわたしの星で、他人ではなく自分の道を歩くことにした。だからわたしは今三角の先端に立ってダンスをしている。一人で。 本当に孤独だ。
孤独な女の子はいつだってかっこいい。わたしはわたしでわたしの好きな食べ物だけ食べるよ。かわいいっておもわせたい。思っておけって思う ごめんなさい

とりあえず今 ミスiDファイナリストに残れたことがとってもとっても嬉しいです。わたしは今書いたみたいに三角形な最近自我が産まれたばかりの女の子で田舎の女子高生。それでも夢を夢のまま現実にしたくてたまらない。そんなに甘くないよとか、世界はわたしのためじゃないとか 今はにわかに信じがたい。自惚れている これからも自惚れるつもりだ。

ミスiDを受けているだけでインターネットのおもちゃにされてしまうわたしたちだけれど、挑戦している人がかっこいいってわかっているから、そのまま、たっぷり心情を吐露しながらファイナリストかけぬけます ミスiD2019が終わっても あなたの夢とか日常の隙間に思い出してもらえるように

決意表明♡あらあらかしこ

安住日希


#はらわたの着色 #ミスiD2019 #ミスiD

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