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１、【新】北越・王子製紙買収合戦で直面した「株式会社の本質」

最近ビジネスにおける組織の形態について今一度学ぶ機会があっただけに、興味深い内容。

個人事業主から始めるか、それとも法人格を取得してビジネスを始めるか。

それぞれメリットとデメリットが分かれており、時と場合によって適切な選択肢は変わるだろう。

※※※

集団でものを動かすというのは力を得やすい半面、個人によるコントロールもしにくいということ。

いざ組織内の方針が別れた時、どういう選択を取るべきか。それぞれの思惑で複雑化してしまうと安全な着陸は難しい。

事業の中心を行う者は常に難しい決断を迫られている。

※※※

じゃあ何でも個人で行う方がいいのかと言われると、そうでもない。

まず孤独だ。喜びや辛さを分かち合うこともできない。
すべて自分で決めなければならないので、最後まで自己責任から逃れることは不可能となる。

次は自分の選択や行動が適切でなかった場合に、身近な相談相手がいるといないで次への行動に対しモチベーションが変わる。

自分の失敗を素直に認めて、来た道を戻るという選択肢を簡単に行える人はそうはいない。過去を否定するってそれだけ苦しいことだからね。

それでも自身の自由意思を尊重したいのなら、無理に集団に馴染もうとして苦労するよりは楽できると思う。

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ちょっと気になったのが、この人が言う、非上場の経営者は私物化のみに終始しているというのはちょっと極端かなと感じる。

ってか自己利益を増やすために営利企業を選択して経営するなんて当たり前のことだし、その会社が不公平だと思うなら出資しなければいいのではとも考えてしまう。

確かにシステムとしては公平にできていないのだろう。しかしそうなるだけの原因があるはずである。

実際の現場でビジネスを行っている、非上場会社の経営者の言葉を待ちたい。