祭りの最後の朝、いつも通り投稿する。俺はこの期間中20作もの作品を世に出した。ジャスティンビーバーがＲＴし、世界的に有名になるのは時間の問題だ。その時である。

「続きを作れ」「俺は死んだのか」「大金はどこだ」

物語モンスターだ！終わってない物語が襲い掛かってきた。だがタフになった俺は怯まない。

「コロナビールを喰らえ！」

全力で投げたコロナビールでモンスターは倒れ、聖なるアルコールで焼かれる……はずだった。

「兄さんはどうしている」「悪魔を殺す」「妻とあわせろ」

俺が作った物語もタフだった。物語が迫ってくる。冒頭以外考えてない。続きを作る力もない。死ぬのか……。

「ランダムカットアップ」

何者かの声が響く。真の男のような声が……

そうか！好きに冒頭を作ったように、好きに続きを作ればいいのか！接続する話は後から考えればいい！

俺の創作意欲に物語たちが鎮まる。

フフフ、これからも創作の日々が

【続く】