天才はあきらめた

ハングリー精神の天才:山里亮太

さて。

あのビッグニュースがあってから、

多分にもれずミーハーな私はこちらを手に取ります。

巻末の解説で若林さんが、

❝ 彼が言われたら一番困る言葉であり、一番言われたい言葉 ❞
「山里亮太は天才である」

最後に言い切っているのが清々しい。


本題。

読んでいて思わず付箋をつけたところを紹介していきます。


第1章 「何者か」になりたい

あるオーディションにて。

スタッフさんからの質問、

「毛深くて悩んでる女の子にアドバイスしてあげて」に対して「贅沢いうな!うちのじいちゃんには何もないんだぞ!」

このときから山ちゃん、笑いのセンスあるーーーーぅ。

第2章 スタートライン

⚫ NSCで相方を探すときに、男前の相方を誘う方法 

数冊の使い古したノートを持ってそれを目の前に置き「ネタはいろいろ考えている」というアピールをする

これ、想像したらクスッと笑ってしまったところ。

さらに続いて本文には、

ブサイクな男と組むメリットはそこにしかない。何冊もあるノートから1冊ぱらぱらとめくり、びっしりと書き込まれたノートをみてもらって、僕と組むメリットを感じてもらう。これが効いた

とあります。

しかも実はそのノートはネタ帳でもなんでもなくて、ただの大学の授業ノートだったと。

細かく見られていたらバレて作戦失敗していたというから、イチかバチかの運で勝つ男であった。

余談:なぜ男前を選んだのか

おかっぱ赤眼鏡の男が自分の力では集められない層、女子のファンを獲得するため

以上から素人時代から山ちゃんが這い上がり能力(勝手に私がつけた能力)に長けていることがわかります。


⚫ 何が面白いのかをわかっていなかったころ、おもしろいネタをどうして作っていっていいかわからなかったとき

ひたすら書きまくった。(中略)とりあえず好きな芸人さんのネタをひたすら書き起こすことをやってみた。大好きだった爆笑問題さんをテレビで見て、そのおしゃべりを必死に書いた。ダウンタウンさんの番組で自分の笑ったところで止めて「今なんで面白いと思ったのか」をノートに書いた。

上記部分は ❝ 面白い ❞ を仕事にする人間に共通して言える、センスを磨く演習だと思う。


●NSCの養成スケジュールも後半になってくると・・・

NSCも後半のほうになると、生徒の意識はより一層はっきりしてきた。ネタ見せをするのが僕らだけという日もあった。それもあってか、養成所から数組しか出られないライブにも出ることができた。

人間の継続することの難しさが表れます。

これはどんなことに対しても言えますね。

夢を追い続けることの難しさ。

どこか止めてしまう理由を探す自分。


第3章 焦り

●相方でもある富男君に対するえげつない厳しさでネタ打ちをする山里に対して

そろそろストレスで読みづらくなってきた方はぜひ「もし自分が神だったらヤマサトにどんな罰を与えたい?」大喜利でリフレッシュしてみてください

読者に一旦、ダウンタイムを提案するユニークさ。


●すでに相方がいるしずちゃんを相方にするためにとった行動

とにかくしずちゃんの情報を集めた。好きなお笑い、好きな漫画、好きな番組、それらを全てチェックして、情報を頭の中に叩き込んだ。それをどう使うか?次に会えたときに自然と話題に出す。向こうがそれを好きだということは知らないていで話す。それによって、僕のことを「お笑いのセンスが合う人」と思い込ませる

しずちゃんを相方にせんとする執念深さ。事前の調査は怠りません。


●しずちゃんの相方への解散理由に・・・

解散理由としては、しずちゃんから僕に声をかけてたことにしてもらった。相方さんは仲良しの先輩が多いので、その人たちに怒られないようにしたのた。余談だが、この秘密は僕がこういう形で言うまでしずちゃんはずっと黙っていてくれた

しずちゃんのキュン死にエピソードですね。


第4章 有頂天、そしてどん底

●大企業代表の亀井さんに言われた言葉

「運もあるかもしれない。ただ、自分の道を一生懸命に走っていると、人は必ずそこに引き寄せられていくものだ」僕の好きな言葉殿堂入りでした。


●麒麟さんが大ブレークして・・・

嫉妬をガソリンに変える。そして、サボる理由がなくなったことを喜ぶ。そう思い込ませた。サボらなければ自分にもチャンスがあると思うことで、努力に使う時間を圧倒的に増やせた。そうだ、いいんだ、頑張れるんだ、と言い聞かせて嫉妬の炎でエンジンを燃やし続けた。


●茶目っ気満載のお母さん

M-1グランプリの影響でウンと有名になった反響を母親に伝えようとしたら・・・

電話すると第一声、母親がハイテンションで、「どうもスターを産んだ母親です」とかなり浮足立っていた。

お母さんもイケてる


終章 泣きたい夜を越えて

●売れたときの天狗鼻をへし折るマネージャーの言葉

しかるのではなく落胆するという方法で僕を鼓舞する。「山ちゃんはそんなことしないと思ってた。ごめん、期待しすぎた」

これ言われたほうはなんともいたたまれない気持ちになる・・・

自分はなにをやっているんだろうと。

人を育てることにも効果的な言葉。


●自分より努力していないくせに売れているしずちゃんに嫉妬していた山ちゃん。相方を愚痴る日々

それを見かねた関係者がしずちゃんにお願いしたこと。それに対してしずちゃんは・・・

「私から解散を言うことはありません。私は山ちゃんが拾ってくれたから今ここにいるのはわかってるし、山ちゃんからは言われるかもしれないけど、私からは絶対にありません」

実は関係者はしずちゃんに解散しないでくれ、と頼んでいました。しずちゃんがいなくなったら山里はダメになるからと。

しずちゃぁぁああああああああん!(泣)



こちらからは以上です。

正直、山ちゃん以上にしずちゃんの人間性を知ることができたと思う。

ぜひ、しずちゃんにも素敵なパートナーを。


山ちゃん、こんなにも人に恵まれて幸せだね。



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EmiKitamura

そうです、満員電車で誤ってあなたのスーツにファンデーションをつけたくせに素知らぬ顔で降車したのは私です。
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